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世界に1人だけの恋人



中学生から好きだったすずに、3年の卒業式に告白した。
そしたら
「いいよ、これからよろしく!」
と言われた。その瞬間、涙が出てしまった。高校はちがうけどいつも、いっしょに帰っていた日々が続いた。ある日、高校の体育で倒れてしまったと電話で、連絡が入った。
救急車が、国立病院についていたみたいで、その病院に行ったらすずは、ぐっすりと寝ていたので安心した。先生に聞いたら脳卒中と言う病気になってしまったみたいで心配になったけど、命に別状はないって言われてほっとした。その後はすぐに帰してくれたけど心配だったから学校が終わったら、すずの家に行っている。そして2年経ったら医者に「もう大丈夫ですよ」と言われた。
もう高校も卒業する時だったので、そのタイミングで同居することになった。
その後は、すずと店を作って「お菓子の森」と言う駄菓子屋を始めた。お客さんと笑って楽しんでいた。
ある日買い出しに行っていたら、すずが信号無視の車に引かれて、1kmずっと引きずられたって言う連絡が来た。それを聞いてすぐに向かったら、死亡が確認されていた体は、顔だけきれいに傷がついていなかったらしい。
そのあとのことはもう覚えてないけど、ずっと家で引きこもってた記憶だけがある。
みんなが心配してくれていたけど、みんなの言葉が聞こえないほどショックになっていた。
ある日すずのお姉さんが来た、
「これ、うちのリビングに置いてあったの。」
と言われて開けてみたらすずからだった。
「恭太へ、恭太は、おっちょこちょいで馬鹿だけど可愛いし甘えん坊で好きだよ。こんな手紙で伝えることになったけど世界に1人だけの恋人だって思ってるよ。本当は脳卒中の脳梗塞で死んじゃったんだよ。本当は悪化してたみたいで余命宣告されてあと3日って言われたから多分この手紙は、私が死んじゃった後に渡されていると思う。多分医者には、違う死亡の仕方を伝えられたと思う。だけどそれは、私が頼んだことだから。怒らないでね。私が言いたいのは、あんまりショックを受けないで笑顔で私のことを思い出してねってことだから。将来あえたらいいね。じゃあね世界に1人だけの恋人さんすずより」

つづき⇒https://note.com/manngasyousetu_/n/na880a0ce054


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