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2021.3.12


先日リリースされました新作「 PRIMAL ROCKS 2」、おかげさまで好調でございます。ありがとうございます。
ついでに過去の作品も聴いて頂けたら幸いです。


過去の作品、と言えば。

昨年にリリースした「THISUTOPIA」というアルバム。

私の音楽活動10周年を記念した連続リリース企画の一環として発表されたオリジナルアルバムです。

このアルバムは、「初のコンセプトアルバムかつ初めて全曲シンセサイザーだけで録音したアルバム」と結構実験的なものだった。
特に、全曲をシンセサイザーのみで製作し、テクノでエレクトロな作風にチャレンジしたのは、自分の過去を振り返ってみても、かなり異色な作風である。
それまでの私の作風と言えば、それこそ先述の「PRIMAL ROCKS 2」のようなギターロックが中心だった。
そんな人がいきなりテクノ路線にがっつり舵を切ったのである。


ぶっちゃけ、このアルバム、全然売れなかった。

数少ない聴いてくれた内の一人であるライブハウス時代にお世話になった方からは、愛のあるお叱りも受けた。(ありがたいよね)



当時の私としては、テクノ路線といっても「手作り感」というものを大事にしたいと思っていた。
現在では多用しているシンセのアルペジエイターという便利な機能(知らない人は検索)はなるべく使わず、シンセの手弾きにこだわっていた。
リズムセクションのみ、アリモノのリズムパターンを利用して作る感じだったが。

それまでの私はギターがメインの音楽ばかりをやってきていた。
ピアノなどの鍵盤楽器も得意な方ではない。
でも、そんな人間が作る「無機質な温かさ」というのを、自分なりにもがきながら表現したつもりだった。

そんな流れで完成した「THISUTOPIA」は、売れなかったし聴いてくれた人たちからも割とケチョンケチョンだったが、僕は今でも好きなアルバムだ。





だが、やり残した事もある。
今の自分ならこうするよな、っていうところもある。





という事で、「THISUTOPIA」の〝新解釈〟盤「新説THISUTOPIA(仮)」の製作を始めることにしました。

今回はその名の通り、THISUTOPIAの世界観を新解釈するというのがテーマです。
前回は、シンセサイザーのみを使用だの、なるべく手弾きで手作り感を大事にするだの、と言った「縛り」を入れていましたが、今回の〝新解釈〟盤では「完全フリー」でやります。


アルペジエイターも使うだろうし、自分でドラムを叩くだろうし、なんならギターだって入れるだろうし、、、

オリジナルのTHISUTOPIAを否定するのではなく、今の自分と当時の自分による時空を超えたコラボレーションという感じです。


リリースは今年の秋以降と割と先ですけど、完成した暁には是非チェックしてくれたら嬉しいです。


そんな問題作の「THISUTOPIA(2019)」はこちら

https://big-up.style/d3NXaLo6K9





MANNEQUIN MONTAGE リリース作品

https://big-up.style/artists/161451

MANNEQUIN MONTAGE Twitterアカウント

@themannequin_c

MANNEQUIN MONTAGE 歌詞データベース

https://ameblo.jp/theearthling-vox





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