2021.2.26


ジャズを聞き出したのはおそらく高2ぐらいだったと思う。
高1の時ぐらいにビートルズ関連をひと通り聞き終えて、なんとなーくの気持ちでジャズに手を出したような。

当時、近所に割と格安でCDをレンタルできる書店があって、そこでジャズのCDを借りまくった。
マイルス・デイビス、ビル・エバンズ、ジョン・コルトレーンなど、大御所の大名盤とされるアルバムをひたすら借りてはMDに落として聞いていた。

それからは深く掘ることもなく、「高校生でジャズ聴いてるワシかっくいぃ」っていう厨二丸出しの感慨に耽っただけで満足していた。


それから時は流れても、本格的にジャズを聞くことはなかった。

2年前からレコードで音楽を聞くようになり、ある程度の盤を集め終えた去年ごろ。
遂に「レコードでジャズを聞きたい。」という欲求が高まり、いろんな盤を集めだした。

ジャズのレコードは比較的安価で再発リリースされている。
もちろん、オリジナル盤や当時の質の良い中古盤などは目ん玉が飛び出たまんまどっかに消えていくぐらいの高値である。
当たり前に僕はそんなのは買えない。

なので、安価な再発盤を買いまくった。
高校生の時にMDに落としたアルバムはもちろん、Spotifyで聞いて気になったアルバムなども。
割とガチめの大人買いをしたような記憶がある。

マニアの人からすると、このような再発盤など眼中にないと思うが、僕には充分良い音にきこえました。
少なくともCDで聞くより全然音が生々しくて、音の熱気みたいなモノがダイレクトに伝わる感じ。

そういった流れで、僕のコレクションにジャズ物がかなり増えていった。
そして、色々聞いたジャズから派生して、今僕がよく聞いているのが「ボサノバ」というジャンルである。


特に好きなのが、アントニオ・カルロス・ジョビンという人の「WAVE」というアルバム。

これ、本当に最高。
ほぼ全編インストで、緻密なボサノバの世界が繰り広げられている。
今でも、特に何が聞きたいっていう感じでもないな〜って時に、ターンテーブルにのせているアルバムです。
要は、いつどんな時に聞いても満足できる素晴らしい音世界ということです。
そして、聞く度にまた新しい感動を与えてくれる。

ずっと真剣に向き合わなかったジャンルから生涯のフェイバリットアルバムを見つけることができた。
これだから音楽はやめられぬ。




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