
煎茶のおいしい淹れ方
今朝、先に起きた夫が緑茶を淹れてくれました。温かいお茶が身にしみる気候ですね。
さて、わたしと夫は大学時代に京都に住んでいました。
京都の三条には、一保堂茶舗というお茶屋さんがありまして、喫茶部では、美味しいお茶と和菓子がいただけます。
このお茶屋さん、抹茶以外のお茶については、自分で淹れる形式となっていて、店員さんに尋ねると、お茶の淹れ方も教えてもらえます。
そんなわけで、今日は我が家における煎茶のおいしい淹れ方を書いてみます。
※我が家と一保堂茶舗は何の関係もありません
決め手は温度
お茶を淹れるとき、大事なのはお湯の温度です。一保堂茶舗では、一人分のお茶を淹れるとき、湯のみを4つ使ってお湯の温度を調節します。
家でお茶を淹れるとき、そんな手間をかけたくないので、うちでは人数分の湯のみの他に、湯冷まし用の器を一つ用意しています。
準備するもの
・茶葉
・急須
・人数分の湯のみ
・湯冷ましの器
(二人の場合、二人分のお湯が入る器が良い)
淹れ方
1. お湯を湯のみに注ぐ。
お湯は熱湯ならば何度でも良いです。
2. 湯のみのお湯を、湯冷ましに移す。
火傷をしないように気をつけてください。
3. お湯の湯気が見えなくなるまで待つ。
湯気が見えなくなる温度が、ちょうどよい湯加減です。
4. 急須に茶葉をいれる。
量はいつも適当ですが、人数×2茶匙程度でしょう。
5. 急須にお湯をうつす。
火傷に気をつけましょう。
6. 1分待つ。
慌てず待ちましょう。
7. 急須のお茶を湯のみに注ぐ。
できあがりです!
8. 二煎目以降は、熱湯を急須に直接注ぐ→すぐに湯のみに注ぐ、でOK。
一煎目で茶葉が開いているので、二煎目以降はお湯を冷ましたり、1分待たなくても大丈夫です。
うまく淹れられたなら、お茶があまーくなっているはずです。お湯を冷ましきらないうちに淹れると、苦味がでてしまいます。
あまり美味しくならなかった場合、わたしの力不足です……。ぜひ、お店に行って淹れ方を尋ねてみてください。(東京丸の内にも支店があるみたいです)
お読みいただき、ありがとうございました。
素敵な煎茶ライフをお過ごし下さい!