猫とひっこし 猫のお迎え 当日
おはようございます。まんねんです。
今日は、久しぶりの「猫とひっこし」です。
お話を書くために、当時の写真を見返していました。
しかし、「可愛い!これも可愛い!!」という気持ちが先立ってしまい(猫飼いあるある)、文章がまとまりませんでした。
前回、一匹目の猫 たまちーをお迎えする準備のお話でした。
今回は、たまちー をお迎えする当日のお話です。
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たまちーは、12月の終盤にやって来ました。
その日は平日で、夫は休みを取って、一匹目の猫 たまちー を迎えました。
私は仕事で、会社にいました。
お迎えはスムーズに行われました。
お借りしたケージを設置したり、先立って接種していただいたワクチンの費用などをお渡ししたりしました。
(ケージで休む たまちー)
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夫に聞いた、たまちー がやって来た時の様子です。
保護主さんのカゴから出てきた たまちー は、真っ先に、部屋の隅のラックの下に潜り込みました。
しばらく放っておくと、おそるおそる出てきて、部屋の中を探険します。
そして、その日のうちに、夫の膝の上に乗りました。「人懐こい子ですよ」と保護主さんが言っていた通りです。
(膝の上に座る たまちー)
私は会社の休み時間に、「たまちー が膝に乗ってきた」という報告を受けました。
そして送られて来た写真を見て、地団駄を踏みました。
「ずるいぃぃ、私も早く会いたい!」
その日は、定時で会社を上がりました。
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部屋に入ると、たまちー は、またラックの下に逃げました。
「猫が家にいる」という状況は、はじめてです。戸惑いながら、夫に確認すると、あっさりと返事がありました。
「放っておけば、すぐに出てくるよ」
少しすると、たまちー がラックの下から出てきます。
「つば(唾液)を手につけて、においを嗅がせてあげて」
ゆっくりと手を近づけます。たまちー は、くんくんとしばらくにおいを嗅いで、ペロリとその手を舐めました。
また、そのまま私の膝の上にも座りました。
後日に判明するのですが、たまちー は、人の手や腕を執拗に舐め続ける「ペロリスト」(造語)でした。
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夜がふけて、私たちは眠るために電気を消しました。
すると、たまちーが「あおーん、あおーん」と夜鳴きをはじめました。
避妊手術は、里親募集会の前に終えています。
「たまちー、どうしたの?」
声をかけると、しばらく鳴き止むのですが、また何度も「あおーん、あおーん」と繰り返します。
これも後日、それも1年経ってから判明するのですが、この夜鳴きは、たまちーがオモチャ(ぬいぐるみ等)を咥えて、歩き回っているときの鳴き声です。
当時は、そんな理由も分からず、私たちはしばらく、この夜鳴きに首をひねるのでした。
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たまちー をお迎えした日のお話でした。
次回は、東京にいた時の たまちー の様子のお話です。