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結婚20周年旅行してきたよ①金沢編

とんでもない台風が襲来中でしたが夫と夏の旅行に行ってきました。結婚20周年だしどこに行こうね!!とテンション高めに計画を立てたのが先月。夫がどうしてもまとまった休みを取れるのが夏の最終週しかなかったので、タイミング的に夏の終わりなので台風来るかもと予想はしていましたが本当にすごい台風が来ました。
まあでもなんとなく大丈夫な気がしたのでふつうに出発して東京駅へ。

ずっと前から乗りたかったかがやき
茶色とブルーのラインがかっこよです

というわけで金沢に来ました、人生初石川県!!
台風だし進路的にも大雨覚悟してたのにめちゃくちゃ良い天気です。

日本一ステキかもしれないデザインの駅

やったやった晴れてるワーイと小躍りする我々。

さて金沢といえば六義園、じゃなかった兼六園。金沢に来てここに行かなかったら金沢に来たことにすらならないと言っても過言ではない名所。地図を見たら歩いて行けるっぽかったので荷物をロッカーに預けてさっそく向かいます。

が、めちゃくちゃ暑い。台風に気を取られすぎて昨今の異常な暑さを考慮するのを忘れていた。歩き始めて1分でちょっと後悔し始めるくらいのやばい暑さ。しかも六義園、じゃなくて兼六園は思ったよりまあまあ遠い。普段なら全然余裕で歩ける距離だが炎天下36度の外気温の真昼に歩いてはいけない距離を歩いて六義園、じゃなくて兼六園にようやく到着。

美しい庭園
暑すぎて頭痛がする
翠滝とかいう名所らしいがよくわからない
暑さが限界でもう帰りたい

兼六園はたしかに美しい庭園でしたがそんなに広くないし正直新宿御苑のほうがスゴイなと思ってしまったのですがそれは暑さのせいで兼六園をちゃんと見る心の余裕がゼロになってしまっただけで兼六園は素晴らしいところだと思います。暑さが悪いです。つまりこんな命に関わる暑さになるまで異常気象を放置した人間が悪い、要するにおれが悪い、すべては自分のせいだしずっと六義園と言い間違えてるし本当に最悪です、兼六園に謝るべきだと思う。

だめだ灼熱地獄で何も考えられない、本当に熱中症になってしまう、なるべく日陰を選びながら駅に引き返す途中で香林坊という名前のかっこいい商業施設があったので一旦避難。

ウオオめっちゃ涼しい・・・エアコンに感謝。
あととりあえず何か食べよう。
高階層のレストラン街に行くとレストラン香林という建物と同じ名前のレストランがあったのでなんか良さそうと思ってそこに入ることにしました。

案内された窓際の席から金沢城趾がよく見えます。

画面の右端から左端まで全部石垣
兼六園はこの先にあります
立派なお城だったんだね

そういえば金沢城って誰がいたの?と調べたらあの超有名武将前田利家のお城でした。花の慶次じゃん!!利家とまつじゃん!!と急に盛り上がる我々。
へえ〜前田利家って金沢の人だったんだね〜といまさら知りました。

金沢名物ハントンライス
オムライスに白身魚のフライとタルタルが乗ってます
とってもおいしい
誰が考えたんだ天才か

涼しい店内とご当地グルメでHPを復活させたところで、再び灼熱の金沢の街へ。大雨じゃなくてありがたいものの台風の影響かすごい暑さです。

散策の途中おもしろい建物の神社を発見。

なんだこれ
神社なのに洋風建物

あとで調べたらこの尾山神社、利家とまつの2人を祀った夫婦円満の神社だそうで結婚20周年の我々にとっては大変縁起の良い神社であることが判明しました。こんなところ偶然通りかかるとはありがてえな!!参拝する気力は残されてなかったので素通りしましたが。このゆるふわな石段を登るエネルギーすらない。

とにかく暑い。それにしても暑い。何をどうやっても暑すぎてもうだめだ。そろそろホテルに行こう。

やあ涼しいな
尋常じゃない汗をかいたので速攻風呂のあと
虚無でワンワンを見つめる2人
ツインとの違いを理解してない夫が予約したため
本日はダブルの部屋

夏の旅行、もはやひと昔前の娯楽感と完全に違ってうっかりすると命に関わる異常な高温およびいつどこで発生するかわからない台風&線状降水帯チャレンジになっちゃったんだなあということをしみじみ思います。

とはいえ楽しいことは楽しめるうちに楽しまなきゃいけない。異常気象をきちんと理解することも大事だがあまりに警戒しすぎて人生の貴重な体験を逃しすぎてもそれはそれでだめなわけです。

さて金沢といえば兼六園、そして金沢おでんとのどぐろです。金沢に来てこれを食べなかったら金沢に来てないのと同じと言っても過言ではない。
というわけでやってきました金沢居酒屋。

いまどきの居酒屋はどこもタブレット注文
日本酒飲み比べセットを入力しました
お通しがうざく(神)

北陸も日本酒は有名ですが特にこの真ん中の手取川っていうお酒が本当においしかったです。自分は二十歳から日本酒大好きなのでそこそこ味はわかるほうだと思うのですがちょっとびっくりするおいしさでした。なんと石川県内でしか販売してないらしくまじでここに来ないと飲めないお酒、こういうものとの出会いが旅の最高の体験ですよね。まあ都内とか最悪ネットで探せば簡単に見つかるかもしれないけどそういうことじゃない。

金沢おでん
大きなお麩がメインのめずらしいおでん

金沢おでんは関西風の味付けでこれもとってもおいしかったです。北陸って不思議な場所で、風景にしても文化にしても東北と関西の中間というか、それは食べ物も同じで食材は東北に通じるけど味付けは関西で、そういうところに古代人の往来や歴史を感じます。

高級魚のどぐろ様

基本的に旅行中はあらゆることにおいて多少値段高くても気にしないのですがそんな自分もさすがに躊躇するお値段。しかし我々なんといっても結婚が20周年、披露宴も新婚旅行もしなかったしいいでしょう!!ということで頼みました。結論から言うと頼んで大正解でした。なんだこのうまい魚は!!!!うますぎて皮まで食べました。

幼少期より三陸沖の海の幸で育ってきたので日本海をなめていた。とんでもないポテンシャルを秘めてやがったぜ。

夜の金沢
通りが整備されてて品があります

金沢駅前にまとまったコンパクトな観光地をざっくり回って有名なごはんを食べただけの、とても旅をしたとは言えないようなたった半日の滞在だったので、またあらためてちゃんと来たいですね。

石川県はお友達も何人かいるので本当は連絡も取りたかったのですが今回は夫もいるしゆっくりできないので、とりあえずは金沢というファストトラベルを解放して、兼六園や金沢おでんやのどぐろという最低限の実績解除したので満足だ。

次回はこの旅のメイン福井県です。

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