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自然法則の会・水戸〜古民家再生プロジェクト〜
昔の日本の家屋には、様々な工夫がされていました。
それをもう一度現代に復活させようと、大変な手間をかけながらも古民家再生を行なっている民家再生デザイン事務所さんが手がけるアトリエ和奏館を見学させていただきました。
何年も誰も住まず、大きく傾いていたボロボロの家屋をここまで素敵にリフォームされていました。
リフォームといっても現代の建材で簡単にやるわけではなく、土壁や建具などすべて再利用し、足りないものは手作りで作って、昔ながらの家の良さを活かしながら、すごく居心地の良い空間を作り上げていました。
古い家屋にはわずかな隙間があるものですが、その隙間すら利用して、換気が自然にできる家になっているそうです。
まるで呼吸する家です。
達磨ストーブが家全体をとても暖かくしていました。
オーナーご夫妻が、地元の米粉マフィンとお茶を用意しておもてなししてくださいました。
土間を利用した空間で、みんなで大きなテーブルを囲みながら、ものを大切にしようという心に基づいて古民家再生を行うご主人の話しや国際環境研究会理事のひろみさんの自然法則の話しを聞き、また感じたことなど様々な意見を出し、活気がありつつもすごいリラックス感ただよう平和な和みの時間を過ごすことができました。
冬至にかぼちゃ。
かぼちゃの米粉マフィンはとてもおいしかったです。
その後はご主人がリフォームを手がけたというレストランの別館に移動しました。
もともとは普通の一軒家だったものを、古民家再生の技術を使って古民家風にリフォームするという逆転の発想がすごく良かったです。
懐かしくも洗練された、明るく安心感のある空間。
レストラン別館となる予定だそうですが、ここを使うのはなんとわたしたちが最初だそうで・・・この日のためにリフォームを早めに前倒ししてくださったとのことで、恐縮やら光栄やらで感動しました。
お料理は同じ敷地内の地元で30年続く有名レストランが手がけてくださって、大変おいしかったです。
最近「忘年会だから」と理由をつけて毎晩飲んでいたので控えようと思いつつ、結局ワインを注文してしまいました。
なんだかすごく、楽しかったです。
初めてお会いする人同士でも「自分にとって、社会にとって、良いことを目指したい」という目的意識が共通していたら、その瞬間に共鳴が起きるわけで、テーブルはあちこちで大盛り上がりになり、わたしはまたその様子を見てワインが止まらないという状態でした。(自分は何もしてないですけど)
宴もたけなわ、名残り惜しくもお開きの時間となっても、皆さんなかなかお別れの挨拶が終わらなかったです。
それだけ楽しい時間であったということが、わたしもふくめ皆さんうれしかったのだと思います。
冬至は陰が極まって、陽に転じる瞬間です。
お別れがなかなか進まない夜の駐車場で、闇夜に輝く月はとても美しかったです。
ほんとに良い冬至となりました。
いろいろなことに感謝がとまらない夜でした。