まんなか

エッセイ | 日記 | ひとりごと | 毎週水曜日18時頃更新

まんなか

エッセイ | 日記 | ひとりごと | 毎週水曜日18時頃更新

最近の記事

唐突に決めたこと

近々、マレーシアへ行くことに決めた。単なる思いつきではあるけど、本当に唐突である。 私は周りの誰かと同じ行動をすることが苦手だ。やりたいことがあっても、周りで誰かが同じことをしていたらやる気が失せる。行きたい場所に行った人が周りにいたら、行き先を変更しようって思う。別にその人が嫌いだとかそういうわけではなくて、単純に他人と違うことをしたいだけなのだ。本当にそれだけ。自分が唯一無二の存在になりたいという気持ちの表れなのかもしれない。 もともとは台湾へ行く予定だった。かなりか

    • 最初で最後、のつづき

      以前投稿した、恋愛に関する文章が想像以上に読まれていて、目が飛び出るほど驚いている。私が何気なく書いたものだけど、こうして多くの人に読んでいただけていることに心から感謝している。ありがとうございます。 その後、恋人とのお付き合いは順調に続いている。会う度に発見と学びがあって感謝の気持ちが芽生えたり、「好き」という気持ちが心の中で膨らんでいったり。こうやって関係が続いていることは当たり前のことじゃないから、今抱いている彼への気持ちはいつまでも忘れずにいたい。そう思いながら毎日

      • 興味本位

        一人でタイへ行ったことがある。興味本位で。 いや、もっとちゃんとした理由はある。宝塚歌劇でタイをテーマにしたショーが上演されていて、それを観た私がタイに興味を持ったのである。一生懸命に歌って踊るタカラジェンヌの後ろで影を潜める寺院の絵が、私の中では印象深かった。タカラジェンヌそっちのけで、食い入るように見ていたように記憶している。 もしあの時観た絵のような風景を、本当に見られるのだとしたら。これは見に行くしかないのでは?そう思った当時大学生の私は急いでスマホを手に取り、タ

        • 最初で最後

          私には、2歳年上の恋人がいる。つい最近交際を始めた、私にとって人生初の恋人。今日はそんな話を書き留めておく。 これまでの私は、まともに恋愛をしてこなかった。実らない恋ばかりだった。ある時はクラスの人気者、ある時は腰パンがトレードマークのチャラ男、ある時は何もかもが地味すぎる青年。好きだった人の友人に罵られたり、友人あるいはクラスメイトと好きな人が被ったり、人伝いで恋愛への無関心をぶつけられたり。我ながら、散々な恋愛だった。結局自分が譲歩したり、罵倒に怯んだりしていたから、半

        唐突に決めたこと

          強かな女性

          文章を書くことはもちろん好きだけど、エッセイを中心に文章を読むことも好きだ。 先日、こだまさんの『ここは、おしまいの地』という本を読んだ。彼女の半生を独特の表現とともに綴られたエッセイ集。地元の図書館で出会った本だけど、借りて早々あっという間に読み終わった。それだけ夢中になったエッセイとの出会いは久しぶりだったのだ。 彼女は「何もない」ことを逆手にとって、自身の故郷や周りの家族の話を書いていた。「何もない」とは到底思えないほどユーモアに溢れていて、読みながら羨ましく思えた

          強かな女性

          私は私

          「まんなか」という名前ではあるけど、私自身がいつも真ん中にいるわけではない。むしろ、社会の中と外の境目にいるような人間だ。 大学を卒業して就職する、いわゆる「普通」と呼ばれる道を進んできたけど、過労とストレスで体調を崩してから一気に社会の外へと追いやられてしまった。働けなくなるとすぐに「邪魔者」のように扱われてしまうのだから、この世界で生きるのはかなり苦労する。今もメンタルクリニックに通い続けているけど、当時に比べたらかなりマシになってきた。ようやく社会の中と外の境目まで戻

          【初投稿】自己紹介

          お初にお目にかかります。「まんなか」と申します。 文章を書くことが好きで、エッセイや日記、長いひとりごとを自由に書く場所が欲しくてnoteを始めました。どこまで続くか分からないけど、マイペースに書いていきます。どうか優しく温かい目で見守っていただけると幸いです。よろしくお願いします。 自己紹介・名前:まんなか ・名前の由来:本名から1文字取り、その漢字の意味から考えました。 ・出身:日本 ・好き:文章を書くこと、推し活、読書、食べること、地元の図書館、本屋、海、自室

          【初投稿】自己紹介