経営730ルーム3周年に寄せて
Clubhouseの「経営730」ルームが、2024年2月4日で3周年を迎え、昨日2月13日に900回を迎えました。
おめでとうございます!
そして、この3年間、継続してルームを開いていただき、ありがとうございました。
3年間、900回もの間積み重ねられてきたものに、尊さを感じます。
常連リスナーとして、感謝の気持ちと敬愛を表しつつ、3年前当時を振り返ってみたいと思います。
Clubhouseへのジョイン
私がClubhouseにジョインしたのは、2021年2月9日のことでした。
日本では、1月末にはClubhouseの名前がそこかしこで聞かれていましたので、遅くもないけれど早くもない時期でした。
Clubhouseは当初はiOSのみに対応し、しかも招待制でした。
ジョインすれば2名招待できるようになり、Clubhouse上のお友達が増えると、招待できる枠も増える仕組みでした。
私は、知らない人と話したいわけでもなく、有名人の声を聴きたいという欲求も無く、とりあえず「新しいもの」なので、機会があればやってみても良いかな、くらいの気持ちでした。
そんな時、勤務先のチャットで、「招待枠あるけど誰かやる?」という呼びかけがありました。
そこに、「他に希望者がいなければ」と手を挙げて、招待を受けることができました。
面識があったとはいえ、プライベートではつながっていない、他部門の部長に招待してもらうとは、不思議な巡り合わせです。
当時私が持っていたのはiPhone6sで、対応端末としてはギリギリセーフ。
それもラッキーでした。
結局、2/9に登録はしたものの時間が無く、初めてルームに入ったのは2/11だったんじゃないかと記憶しています。
初めて入ったルーム、それが経営730でした。
当時のClubhouseの様子
ここで軽く、Clubhouse自体のご紹介です。
Clubhouseは「音声SNS」と言われるように、会話を楽しみ、会話を聴くのを楽しむSNSです。
会話の場の単位を「ルーム」と呼びます。
ルームは、限られた人だけ参加できるか、誰でも参加できるか、設定することができます。
ルーム内は、「スピーカー」と「リスナー」に分かれています。
スピーカーはその場で話すことができる人、リスナーは話すことはできず聞くことだけできる人です。
スピーカーの中には「モデレーター」という権限を持つ人がいて、リスナー/スピーカー間の移動を許可したり、ルームを終わらせることができます。
今では「ルームチャット」という、ルーム内で文字でやり取りができる仕組みがありますが、当初は本当に、音声での会話だけが可能でした。
Clubhouseは登場からずっと、2週間に1度のペースでアップデートを繰り返しています。
「ルーム」の基本的な仕組みは変わっていませんが、趣味嗜好によって集う「クラブ」の仕組みが「ハウス」に変わったり、「フォロー」の仕組みが無くなったり、「いろんな人と出会う」よりも「限られた人の中で密に話す」方向になっているのかなと感じます。
3年前当時は、とにかくいろんなルームが一覧に並んでいました。
「お友達」「フォロー」「興味の対象」などの繋がりで表示されていたのだと思いますが、有名な方のお名前も目にしましたし、1000人を超えるようなルームもありました。
ルームのタイトルや参加者に惹かれて、とりあえず入ってみることはよくありました。
現在は、一覧に表示されるルームが限られるようで、知らない人の中に「フラリと入る」感じではなくなっています。
いつ見てもClubhouseに居る方、いろんなルームでお声を聞く方。
定期的に開かれているルーム、1日に何度も見るルーム、寝落ちした方だけが残っていびきが聞こえるルーム。
世の中にはいろんな人がいるんだなぁというのが率直な感想でした。
そして、その「いろんな人」との距離が近くなった気がしました。
Twitterのようになんでもアリではなく、Facebookのように「きちんと」なわけでもなく、Instagramのようにアピールできるわけでもなく。
Clubhouseという、肉声で話すSNSは、リアルに近い、等身大のコミュニケーションになるのではないかと思います。
だからこそ、Clubhouseでお会いした方、お見かけした方には、他のSNSよりも「近さ」を感じるのでしょう。
経営730との出会い
カジュアルな話題のルームがたくさんある中で目についた「経営」の文字。
私自身は会社員で、「経営」する立場には無いけれど、そういう視点も欲しいなぁ…と、ルームに立ち寄ったのでした。
ルームが開いてから少し経ったルームでは、流暢な日本語を話すインド人らしき方が、熱く語っていました。
具体的な内容は思い出せないけれど、とても刺激的で、脳が活性化する感覚だったのを覚えています。
この時お話しされていたのは、その後も何度もルームに来てくださった、サチン・チョードリーさんでした。
これは面白い!
毎朝7:30からルームがあると知ってからは、時間になるとルームに入り、大抵は家事をしながら聴くようになりました。
保育園の準備をしながら、時に子どもに遮られながら。
現在は月水金の「ゲスト回」ですが、当初はPinaさん個人のつながりでゲストをお呼びしていたそうで、月〜金が全てゲスト回でした。
ゲストのお話もさることながら、Pinaさんがゲストのお話しを引き出す様、ゲストのお話を要約する「まとめ」の素晴らしさに惚れ惚れとしました。
毎日刺激を受けつつ、
このルームを開いているのはPinaさん(平野洋一郎さん、アステリア社CEO)という方なんだな、とか、
いつもイケボでゲストを深掘る質問をするのはKiyotakeさんという方なんだな、とか、
かいちさんは他のルームでもよくお見かけするな、とか、
常連リスナーになり、ルームのことがだんだんわかっていきました。
経営730ルームを聴くのがすっかり日課となり、Clubhouse上の自分のプロフィールには、「経営730ファン」と載せるようになりました。
100回を区切りに、手を挙げた「運営メンバー」の方々がルーム運営に携わるようになり、火曜は「サロン」、木曜「道場」が始まりました。
1周年を過ぎた頃、運営をサポートする「公式サポーター」の募集がありました。
私はこのタイミングで、経営730サポーターをさせていただくことになりました。
感謝の気持ちを込めて
知らなかったことを知ることができる楽しさ。
「あのこと」と「このこと」がつながった時の興奮。
他者の考えに共感し、思いもよらない発想に衝撃を受ける。
ルームを聴いた後は、頭の中をいろんな考えが巡って他のことが手につかなくなることもありますし、焦燥感に駆られることもあります。
とにかく毎回が刺激的です。
そんな場を毎日提供してくださる、Pinaさん、ゲストの皆さん、運営の皆さん。
本当に、ありがとうございます。
毎日とてつもなく忙しい中、
時間を作って、移動の合間を縫って、ルームを開けてくださるPinaさん。
どんな発展も、継続の上に成り立っているということを、ひしひしと感じます。
私に何ができるだろうか。
私は何を続けられるだろうか。
考えていきたいと思います。
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