見出し画像

盆3

8月14日
家族旅行の2日目、東映太秦映画村にやってきたmann一家。謎のアトラクション「天空クライミング 忍登(しのぼり)」とは……?

御庭番衆の忍登蒼紫

もったいぶってすみません、載せられそうな自前のいい写真がなかったので詳しくは公式サイトを見てほしい。こういうやつです。↓

簡単にいうと忍者コンセプトで色んな種類のトップロープクライミング(安全ロープ有りで手掛かり足掛かりをどんどん登っていく)が遊べるアトラクション。パッと見で「あ、ボルダリングだ」と思ったんだけど、ボルダリングは定義的に安全ロープなしのクライミングスポーツなんですね。知らなかった。

公式サイトを見るとそれぞれのオブジェクトにちゃんとした遊び方が設定されているみたいなんだけど、僕らが遊んだときは最初に係の人から安全装置の取り扱いについてだけ説明を受けて、あとはお好きにどうぞ! みたいな感じだったので手探りというか、これはこうかな? が20分続いてしまった。5歳の次男には全体的に難しかったかもしれない。
7mの高さからSASUKEみたいにサンドバッグに抱きつくやつとか、上に行くほど揺れる小さな足場をガンガン登るやつとか、クライミング系以外の遊びも楽しかった。高所恐怖症でなく身軽さに自信がある人におすすめ。僕自身は体が重くて(あと根深い腰痛もあり)100で楽しむことは叶わなかったけど、ポテンシャルの高いアトラクションではあると思う。

✴︎ ✴︎ ✴︎

売店で息子たちの望むままドラゴン忍者刀や柔らか手裏剣を買ってから(ここで買わないでいつ買うの、とは妻の弁)、少し早めの昼食へ。レストランはほぼ満席だったがタイミングよく窓際の席が空いており、すぐに座ることができた。
朝食はかなり食べたけど運動したおかげでお腹はわりと減っていて、しかし子供たちは多分そんなに食べられないだろうことを見越して僕はポテトとからあげだけ頼んだ。妻はラーメン。息子たちは揃ってカレー。そんで案の定2人ともカレーを残す。君たち、僕のからあげをつまみ食いしておいて自分のカレーを残してんじゃないよ。

食後にまず向かったのは「からくり忍者屋敷」。“どんでん返しや隠し扉。数々の仕掛けを解き明かして屋敷の出口を目指せ”! そうそう、こういうのが良いんだよな。施設の中は涼しいし難易度もちょうどいいし、最後の傾き部屋も含めてとても楽しむことができた。ただ、この後も3つくらいアトラクションを回ったけど、連休中とあってどれも30分から1時間待ちになっていて。施設の作り的に仕方がないんだけど、屋外かつ日光を遮るものがない場所に並ばないといけないので、小さい子を連れている場合はちょっと注意が要ると思う。

忍者のジンジャーエールってなーんだ

休憩所でかき氷を食べて忍ジャーエールを飲んでから、次男たっての希望で「史上最恐のお化け屋敷」へ。「おれは怖いのはいいや……」と、長男は妻とチャンバラアスレチックのアトラクション、「刀でGO!」に向かった。
次男曰く「いつもホラーゲームとかの動画をよく見ているから、お化け屋敷も平気だよ!」とのこと。本当か……? 多分だけどこれは君の好きなPoppyPlaytimeなんかとはちょっと毛色が違うと思うよ。あとお化け屋敷から出てくる子供たち、みんなめちゃ泣いてるけど、本当に大丈夫……???

✴︎ ✴︎ ✴︎

大丈夫ではありませんでした。

いやー「東映のガチの役者さんが怖がらせに来るから本当に怖いです。注意してね」と事前通告があったとおり、マジでちゃんと怖かった。「勇気がある人はお化けの目隠しを外して呪いの人形に装着させよう」ってミッションがあったんだけど、多分、あれをやってたらもっと恐ろしいことになっていたんじゃないですか。屋敷に入った瞬間からビビリまくりの次男に一応ミッションについて尋ねると、「んー、やめておこうか……」。そうだよね。
というわけで、お化けに追いかけ回されることはなかったけれど、全ての美術造形に“おどろおどろしい”という表現がぴったり当て嵌まる、かなり本格的なお化け屋敷だった。まじまじ見ても人形とヒトの区別がつかなくて、全部が動き出してきそうでさあ! ほんとさあ! 東映さん良い仕事するなあ!

自信満々だった次男は泣きこそしなかったもののすっかり恐怖に当てられてしまい、アトラクションを出てからもしばらく「お化けがついてきてないかな」とか、「壁の木目が幽霊の目に見える」とか言って震えていた。確かに怖かったもんな。正直なところ、父ちゃんもミッションやらずに済んで良かった〜と思っているぜ。

✴︎ ✴︎ ✴︎

お盆休みの日記、全然書き終わらない。でも長くなったので今回もここまで。流石に次で終わると思う。
次回、mann一家はエヴァ初号機にエントリー。サービスサービス!


いいなと思ったら応援しよう!