仮面ライダー2号
一文字ライダー
ショッカーに拉致された一文字隼人が、改造手術によってバッタの能力を与えられた改造人間にされた姿。ショッカーを裏切った本郷猛を倒す目的で改造された。しかし、脳改造前に本郷によって救出された。ヨーロッパへ渡る本郷から日本託され、ショッカーとの戦うべく、立花藤兵衛・瀧和也と接触する(サボテグロン戦)。
隼人の元の職業はフリーカメラマンで、本人曰く「女性は撮らない」。柔道6段・空手5段と日本武道に長けており、力の2号の素地となっている。冷静で紳士的な本郷に比べて、明るく陽気な性格[6]。神出鬼没で気障な一面もある。その内には、本郷同様に改造人間としての悲哀を持つ(第15話)。帽子を被ることも多い。立花レーシングの弟分五郎からは、キザ兄ちゃんと呼ばれる。
一文字隼人が変身ポーズをとるとベルトのシャッターが開き、ジャンプによってベルトの風車が回転。エネルギーを獲得する。1号に続いて大自然の使者としての変身機構を備えている。
武器は携帯せず、身体能力を活かした格闘戦を展開する。ただ、ショッカー戦闘員が使う武器を奪って反撃することは厭わない。
人間より広い視界と赤外線による暗視能力、ズーム機能を持つ複眼Cアイ、4キロメートル四方の音を聞き取る聴覚、電波の送受信を行う超触覚アンテナ、対怪人用の脳波探知機Oシグナル、100トンの衝撃を吸収する足のショックアブソーバなど、基本的な機能面は1号・2号共通である。
しかし、変身する隼人が空手五段、柔道六段の武道家でもあるため、総合的なパワーは2号が上回っている。