【自然農】耕さない農業ㅤ[農業体験@神奈川]
✅もし耕さなくてもよく育つとしたら嬉しくないですか?
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ㅤではなぜ耕さなくて良いのでしょうか?
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ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。
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ㅤ耕さないとその分作業が減るだけではありません。
耕さないことによって嬉しいことが3つあります。
1.耕さないと増えるもの
ㅤ植物は水と養分を吸って育ちます。
その養分は、有機物を無機物に
分解してくれる生き物がいることによって、
土に供給されます。
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ㅤつまり、有機物の分解者が
たくさんいることが
豊かな畑の必須条件です。
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ㅤそして、耕さないと増えるものが、
まさにこの分解者です。
自然界の分解者とは、
ミミズやゴミ虫や微生物などのことです。
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ㅤ実は耕す度に、
彼らの住処が毎回壊されたり
直接彼らの体が切り刻まれたりして、
分解者の数が減ってしまいます。
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ㅤ一方、耕さないことによって、
彼らが心地よく生活することができるので、
分解者が増えていき、
ますます養分豊かな土になっていきます。
2.耕さないと残るもの
ㅤでは、そもそも何で耕しているのでしょうか。
その大きな理由の1つが
土を柔らかくするためだと思います。
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ㅤ実は土を柔らかくしてくれているのは、
植物の根っこです。
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ㅤ植物が根っこによって、
土の中に小さな穴をたくさん開けてくれます。
そして、その植物が枯れることによって、
その根っこも次第に分解されて、
穴だけが残ります。
これが、空気や水を通す隙間となります。
この隙間によって、土が柔らかくなるのです。
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ㅤこれを「根穴」と呼びます。
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ㅤ根穴が豊富な土は柔らかい土です。
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ㅤもうここまでくればお分かりだと思います。
せっかくできた根穴は耕すことによって
全て壊されてしまいます。
そして耕すとその直後は土がふかふかになりますが、
根穴という空間(隙間)がないので、
雨が降ると締まって固くなっていきます。
3.耕すと減るもの
ㅤでは、耕すことによって
逆に減るものとは何でしょうか。
それが「腐植」です。
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ㅤ毎年耕し続けた畑は土が赤く、
耕すと土塊がゴロゴロとできます。
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ㅤ一方で黒い土もあります。
なぜ土が黒いかと言うと、
それが腐植や土壌有機物だと言われています。
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ㅤこの腐植は、耕すと減ってしまいます。
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ㅤなぜなら、耕すことによって
土の中に多くの酸素が供給されます。
そのため、有機物を分解する
好気性の微生物が急激に繁殖します。
これが、腐植を分解してしまうのです。
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ㅤですから、耕すと、土が黒くなる事はなく、
腐植が少ないので、
固くなりやすい土になります。
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ㅤここまで見てきたように、耕さないと、
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◯養分を供給する分解者が増え、
◯根穴がたくさんでき、
◯腐植が増えます
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ㅤつまり、養分が豊かになり柔らかくなります。
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ㅤ自然農っていいですね♪
ㅤ不耕起っていいですね♪
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* 次の一歩 *
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