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【自然農】耕しすぎてはダメ!良い土、柔らかい土作りの方法 #農業体験 #神奈川

✅柔らかくて良い土を作れたら嬉しくないですか?

❗実は、耕しすぎると
返って土が固くなるそうです。

それは、土壌の仕組みを知ると分かってきます。

ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。

ㅤ本日は、土壌が実は3つの成分で
できているところから、
なぜ耕しすぎてはいけないのかについて、
お伝えしていきます。


なぜ耕しすぎてはいけないのか

1.土壌の3つの成分とは

ㅤまず良い土を理解するために、
土壌を構成する成分を見ていきましょう。
土壌は3つの成分でできています。
固相、液相、気相です。

・固相

ㅤ固相は個体で構成される部分です。

・液相

ㅤ液相は、土壌に含まれる液体の部分です。

・気相

ㅤ気相は、土壌に含まれる気体の部分です。

ㅤこれらの三相が、適度なバランスに
なっていると柔らかくて良い土になります。


土壌を構成する3つの成分とは

2.耕しすぎると固くなる理由

ㅤ農業大学の先生が教えてくれました。

「耕しすぎると土が固くなるよ」と。

ㅤなんと❗そうなんですね。

「なんでですか?」

ㅤと聞いたら、
耕しすぎると固相の個体が細かく砕かれ、
耕した直後は柔らかいが、
雨が降ると締まって固くなるとのことです。

ㅤこれは、先程の土壌の三相と大きな関係があります。

実は、固相、液相、気相の理想的な割合は、
農水省の資料によると、5:2:3、
または5:3:2だそうです。

ㅤところが、耕しすぎて固相を
細かくしすぎてしまうと、
個体の粒子同士がくっついて、
液相と気相の割合が減ってしまうのですね。
そうすると固相の割合が多すぎて
「固い土」になります。

ㅤだから、耕しすぎてはダメなんですね。


耕しすぎると土が固くなる仕組み

3.良い土を作る方法

ㅤでは、どうしたら
良い土が作れるのでしょうか?

ㅤよく言われるのは団粒構造を作ることです。
つまり、個体同士がある程度の大きさの粒、
つまり、団粒になることです。
そうすることによって、
団粒の間に隙間ができます。
ここに液体や気体が存在することができるのです。

ㅤ個体の粒子同士がくっつくと団粒になります。
その粒子同士をくっつける接着剤があると
団粒が作られます。

ㅤでは、その接着剤は誰が作るのでしょうか。

ㅤタキイ種苗さんの記事によると、
接着剤を分泌するのは微生物です。
微生物が土壌中の有機物を分解して、
糊状の粘着物質は吐き出します。
これが団粒を作ってくれるのですね。

ㅤということは!!

ㅤ微生物がたっぷり生息できる「自然農」は
良い土を作るのに最適な農法と
言えるのではないでしょうか。


自然農が良い土を作る最適な農法である理由

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