2022.11.23新宿ACB
忘れられない1日がまた出来た。
ACBのステージほど、怖くて緊張して、絶対に失敗したくないステージは他に無い。(でも失敗して泣いたことも何回もある)
今回7年ぶりでめちゃくちゃドキドキしてたけど、やってみればそう、そこはACB。めちゃくちゃやりやすくて、一番安心して演奏できるステージでもあるのです。
今回イベントは、昔サポートメンバーとしてドラムやカホンを叩いてもらった芝ビンさんから始まり、懐かしすぎるカツワンダー(SLUGGER)さん、対バンした時にはゲストヴォーカルとして参加させてもらった事もあるW−Hi、そして今回「ACBで待ち合わせ!」と一緒にACBでライブすることをお願いした矢野雅哉、というメンバーで、初めから最後まで好き過ぎる林さんの神ブッキングでした。
楽しかったのは言わずもがな。懐かしいだけじゃなくて、ちゃんとみんなで今を出し合って、「対バン」って感じがめっちゃして良かった。良い悪いではないんだけど、弾き語りミュージシャンって「対バン」じゃなくて「共演」って言葉をよく使うと思うんだけど、それぞれがカードを出し合って戦いながら時間が過ぎていくのは「対バン」って言葉がしっくり来るし、それが出来るアーティストがやっぱ好きだし一緒にやっても楽しいような気がする。
私としては、ここからまたスタート、チャレンジ出来るような気持ちです。
そう、恐いけど、安心できて、勇気までくれちゃう、そんな不思議なACB。
昔は本当にスタッフが恐いのでも有名で、でも有名なバンドが活動の拠点にしていたり、数々の伝説的なライブが行われたステージでもあるので、そのシーンに入って行きたくて、震えながら事務所に行ってブッキングをお願いしたもんです。
今でも歌舞伎町に入って行って赤い看板が見えたら気持ちが引き締まる思いがしたけど、緊張と戦った後はちょっとだけ自信になる。良いライブをさせてくれるのもその緊張感のおかげだし、不思議な場所です。(2回目だけど、失敗して泣いたことも何回もあるので、今回泣く方にならなくて本当に良かった…‼︎)
W-Hiのdoiさんと楽し過ぎて酔わないだの、酔うだの、言い合いながら、みんなで楽しく飲みまくり、最後はACB林さんと雅哉と3人で語らって深夜3時にホテルにチェックインするという暴挙。
ちょっと寝てシャワーも浴びずにチェックアウト(汚)。ふらふらと空港へ向かう途中、ラーメン屋さんが目に止まり入りたくなったけど、食べたら気持ち悪くなるかもしれないと思い我慢。それでも空港についた時には出発30分前。ギターは機内に持ち込めないので、カウンターに並んでいる間に「高松行きご利用のお客様、いらっしゃいましたらお知らせ下さいー!」の呼びかけに挙手して優先レーンへ。
ラーメン食べたら気持ち悪くなるかも、とかじゃなくて、食べてたら間に合ってませんでしたわ…。
優先レーンにご案内されたの私以外にも2人いたけど、「高松のやつギリギリに来過ぎだろ」とか思われてないかな。高松行きに乗る人が全員県民とはもちろん限らないけど、なんか県民性出そうよね。沖縄の人とかも、どうなんでしょ。笑
そんなこんなで夏に府中でライブした時を超える40時間ぶりくらいで保育所から帰って来た子供達と対面したんですが、まぁーちょっと時間を空けただけで3割増し可愛く見える。人の子が可愛く見えるのもこの現象なのかな。
あと、なんか四六時中、意味不明な事ばっかりしゃべってるし、うちの子ってこんなに幼かったっけ?って。
普段はずーっと一緒にいると飽き飽きしちゃうし、早くこれくらい自分で出来るようになって欲しい、とか、そんな事ばっかり考えちゃうけど。そりゃそうか、まだ3歳と5歳だもんね。
ライブが楽しかっただけじゃなくて、こうやって子供への愛情を再確認したりとか、全部の気持ちを抱えてまた曲を作って行きたいし、ライブにも向かって行きたい。
あと、高松でももっと良いライブ出来るようにならなきゃ、とも強く思いました。ACBが圧倒的ホームだった。いや、それはとてもありがたく嬉しいことなんだけれども…
日々を、頑張るしかない!
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