私の最悪な日
3月のとある日。
今日は会社に書類の最終手続きに行ってきた(私は4月から新社会人)。手続きが終わった後、新しいビルを確認して帰ってきた。そこまでは良い気分だった。
アパートに着いてポストを見ると電力会社から通知が来ていた。見ると、「まだ手続きが完了していません。◯日までに行わないと送電を中止することがあります。」と書かれていた。
ついこの前もそう言ったメールがきて、電話をした記憶がある。その時は住所・建物名を伝えても確認できませんと言われた。
最終的にメーターの番号を伝えて確認が取れた。30分電話してやっと確認がとれたと思ったのに、また電力会社から憎たらしい通知が届くなんて...。
私は仕方なく電話をした。音声案内の通りに進み、URL付きのショートメールが送られてきた。
そこに必要事項を記入して、オッケーを押したところ、また「確認がとれません」と出た。そこに、電話番号が書かれていたので、電話をかけた。
やっと繋がり通知が来た旨を伝えた。
すると「お客様......どこからかけて来たんでしょうか。」
(え、いやどこからと言われても...。案内されてここに辿り着いたんですけどー!
いや、でも私が間違えてここに来たのか?
私ならありえる......のか?
つらっーーーー)
とりあえず詳細を伝えたところ「受付内容が違うので電話番号を教えますね。」と言われた。
ついでに私はおバカなことに消音を押してしまっていて、数十秒間私の声が向こうに伝わっていなかった。
急いで消音を元に戻したところ「お客様、こちらの内容が伝わっていないようなのですが、違う電話番号をお控え下さい。聞こえてますか?お客様ーお客様ー。」
(いや、もう聞こえてるし私の声伝わってるはずなんだけどね笑)
そんなこんなで一旦電話は終わった。
一見なんてことないやりとりだけど、オペレーターの声は、丁寧な言い回しとは裏腹にとても冷たい声だった(私が消音を押してしまったことも悪いが)。
私には「え、あなたどこから電話して来たの(半笑い)?なんでここにかかってくんの?ホントめんどくせぇな。」と言っているように聞こえた。
とても悲しくなり涙が出そうになった。
通知が来るのが初めてだったならまだ良い。しかし、今回は2回目なのだ。1回目に散々電話してやっと確認がとれたばすなのに...。
そして今日、ショートメールで送られてきたURL に入力しても拒否され、電話をかけても拒否された。
初めての一人暮らしで張り詰めていたところに、追い討ちをかけられ、悲しくなった。
仕方なく、冷たい声のオペレーターの人が教えてくれた番号に電話をかけた。
5分以上してやっと繋がった。
住所を伝えると、「契約は完了されています。手違いで手続きが完了したことが伝わっていなかったみたいです。次からはそう言った通知が届かないようにしておきます。その通知は破棄して大丈夫です。」と言われた。(この人は普通に優しかった。)
(なんだよなんだよ、手違いがなかったら通知は来ないで済んだし、冷たくあしらわれる必要なかったのに。わかるよわかる、間違いは誰にでもある。だけどさ、冷たくあしらわれない未来もあったわけじゃん??)
30分も電話に費やし通話料がかかり、それに冷たくあしらわれたことに悲しくなって、さっきまで我慢していた涙がボタボタとスマホの画面に落ちた。
母親にこの出来事を伝えようとLINEした。LINEには「冷たくあしらわれた笑」とか書きながら顔は涙でいっぱいだった。
私は冷たくあしらわれたことに傷ついてしまったようだ。大したことではないのに色んな要素が相まって傷ついてしまった。
泣いた後5分くらいベットに入ってぼーっとして、この文を書き始めた。一通り書いたら心が落ち着いてきた。
今は14時30分、まだお昼を食べていない。夕飯のおかずもない。風が強くて外にも出たくない。今日のご飯はどうしようか。
私の初一人暮らしは前途多難なようだ。メンタルを鍛えねば。
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