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#私を構成するのやつ(Reprise)

2023年に#私を構成する◯枚というハッシュタグがTwitterで流行ってた時に我慢できずに100枚選んでて

その時は、2011年にPVを作るようになってから知ったインディペンデントの皆さんをあえて外してたので、今回改めてそれだけで16枚を選んでみた。
どれも自分にとって最高に優れたポップミュージック。 一生聴き続けます。

※自分にとってのポップミュージックとは、聴くと心が躍動し、たくさんの人に訴えかける分かりやすさを備えていて、ありきたりではない個性を「魅力として」感じられる音楽。基準はもちろん主観。主観が基準なので世間の評価でブレることはない。


ピックアップした16枚は基本的に順不同だけど、1〜3はその素晴らしさに気付かない世の中を呪いたいくらい過小評価されてると思っている最高の3組。

各CDは気まぐれに解説を足すかも足さないかも。


1.ビイドロ『またあしたね』


2.てあしくちびる『coreless』


3.ヨヲコヲヨ『perfect waltz』


4.シャー クニャークス「融解e.p」


5.ワールドバンパク『国家の食卓』

鬱憤が溜まってる時に聴くとヤケクソ気味にワハハ!と笑いながら苛立ちを背負い投げできる。綺麗事ナシでしっかりと前向きな歌を勢いよく正直に叩きつけるボーカルが頼もしい。演奏もソウルフルな良いバンド。

YouTubeで存在を知り慌ててライブを観に行ったら予想以上にカッコ良くて、演奏後に興奮しながらメンバーに話しかけたら「人気がないので次のライブを最後に活動を中止するんです」と言われて愕然とした。
自分は不義理をしてしまった分際なので言える立場じゃないけど、CD化されてない曲にかっこいい曲がいくつもあって残念。



6.はこモーフ『明日からがんばる』


7.carpool『GOLDEN SUMMER』

目がくらむほどまぶしい青臭さを勢いよく音楽に注ぎ込んでCDに記録してくれたことに感謝。
不安定な歌唱が魅力的なメインボーカル二人の声質の相性が良く、それを全員のコーラスやガヤで豪華にデコる傑作。


8.TACOBONDS『NO FICTION』



9.nontroppo「thanatopia」


10.WUJA BIN BIN『WUJA BIN BIN』

WUJA BIN BIN(ウジャビンビン)は、元BEAT CRUSADERSのケイタイモさんが中心になって結成された13人編成のプログレッシブ吹奏楽インストバンド。
僕は2011年7月16日(土) に渋谷WWWで開催された『Shit Associated Music 2-2011』というイベントで何も知らずにライブを観てあまりの楽しさに泣いた。
当時少し鬱っぽくて気が滅入っており音楽もほとんど聴いていなかった(聴けなかった)のだけど、何年も会ってなくて音信不通だったBOSSSTON CRUIZING MANIAの鹿島さんがPVを依頼するためにわざわざ僕を探してくれて、再会の場にこのイベントを指定してきたのでフラフラと足を運んだ。
初っ端でWUJA BIN BINの音の煌めきにあてられて音楽の素晴らしさに再び目覚め、10年振りにライブハウス活動を再開することになった。
ライブハウスという空間は居心地が悪くて好きではないのだけど、ライブハウスのおかげで生き長らえているようなところもあって感謝に堪えない。それ故にコロナ禍で、ろくにライブハウスへ行ったことがないような奴らがライブハウスを理不尽に糾弾した事は一生忘れない。

そういえば、その頃クラウドファンディングに参加したので、秋葉原 CLUB GOODMANという老舗ライブハウスの壁にはマンマン堂と記されたタイルが埋めてある。「ライブハウスを糾弾した奴ら…!」とか書いておきながらまだ生で見に行けてないのは我ながら酷いな…。でもライブはタイミングとフィーリングが大切だから!(言い訳)


11.サンキュー『ワ​ン​・​ツ​ー​・​サ​ン​キ​ュ​ー​!』

↓ リンク先でほぼ全曲聴けます。※CDはボーナストラックあり

僕が最初にライブハウスに通うようになったのは20歳前後の頃にバイト先でBOSSSTON CRUIZING MANIA(当時はbossston cruising mania)の鹿島さんと知り合った事がきっかけだった。
その頃にライブを観て熱狂したのがリトルフジコというピコピコ雑食ロックバンドで、そのギターのさやかさんが2006年に結成したのがサンキュー。
80年代の(←ここ重要)少年ナイフを彷彿させるガールズポップロック。
ちなみにうまい棒ライクなジャケットはやおきんの正式な許可を得ているそう。

リトルフジコもCDになってない大好きな曲があった。といってもリトルフジコの場合、ライブと音源が全く違うものになるので、音源だとどうなったかわからない。CDで2、3分の曲がライブでは10分なんてことがざらにあった気がする。…ますますCDで聴きたかったな……。


12.snap「月に吠える / 暮らしの挿入歌」


13.半野田拓『トルコインセンス!!!』


14.ペガサス『バンド編成録音CD(タイトルなし)』

6人バンド編成による合唱曲集。
日本と地続きの異世界を描いたような不可解な詞が内容とは裏腹に伸び伸びと爽やかに歌われる。ジャケットでリスナーを限定しているが本当は多くの人に聴かれるべき普遍性を持った名作。


15.Jimsy「Jimsy」


16.左右「左右-ep」


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