【エッセイ#18】俳句で優秀句に選ばれた話
数年前から「俳句ポスト365」というサイトに俳句を投稿している。
毎月兼題(季語)が与えられ、その兼題を用いた俳句を投句、翌月に評価結果が発表されるシステムである。
投句は初心者用と中級者以上用に分かれており、明確なルールはないのだが、初心者用で【優秀句】を取れると、中級者用に進める目安となっている。
勿論私は初心者なので、ちまちま初心者用フォームに投句を続けていたのだが、先日遂に、優秀句を獲ることができた!!
その記念すべき俳句がこちら。
夏休ニワトリ小屋の鍵の熱
(本当に選ばれたのかよ??と思う人の為に↑のリンクも貼っておく)
優秀句に選ばれると、選者が具体的にコメントを残してくれて、自分の詠んだ句が解説される嬉しさと気恥ずかしさでいっぱいになった。
自分の作品が褒められる&選ばれるという経験は大人になってから殆どなく、どこか懐かしい充足感を味わった。
もともと俳句に興味をもったきっかけはプレバト(結構あるあるらしい)。
芸能人の俳句を夏井いつき先生が添削するだけで、見違えるように良くなることに衝撃を覚え、俳句って面白いな、夏井先生って凄いなと興味をもった。
最初はただプレバトを見ているだけだったが、いつしか自分でも詠みたくなって、夏井先生の本を片手に駄作を作り始めた。
少しずつ俳句が詠めるようになってくると、今度は「評価して欲しい!」という気持ちになり、先述のサイトに投句を始めたのである。
そして遂に、初心者用フォームで【優秀句】を獲ることができた。いよいよ中級者以上用フォームにチャレンジできる…!
実は中級者以上用の選者は夏井先生なのだ!
憧れの夏井先生からコメントをもらえる日を夢見て、今月も兼題と向き合うのであった。