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イカロスの思い出と夢を叶える3つのステップ
あれは確か中学校の放課後だった。
裏庭にある小さな池のそばに、悪友たちが集っていた。
後から独り来た私に、彼女たちは言った。
「この池、飛んでみなよ。皆飛んだんだよ」
私は池を見た。
1mちょっとに見えた。走り幅跳びが得意だったので、イケると思った私は、助走をつけて、飛んだ。
空中でおかしな顔で私に注目している友人たちの顔が見えた。
「あれ?もしかしたら、飛べないかもしれない」と一瞬思った途端、激痛が走った。イケの反対側の意志の淵に向う脛、弁慶の泣き所をしたたか打ち付けたのだった。
無様に下半身が池にハマったまま、痛みに伏している自分がいた。悪友たちは、お腹を抱えて笑い転げながら、近づいてきた。捧腹絶倒。「一瞬、本当に飛べるかと思った」と誰かが言った。
痛みと怒りで、身動きできなかった。その衝撃と共に、「飛べる」と思った自分が一瞬にして「あ、飛べないかも」とひるんだ途端、向こう岸にあとわずか数センチで飛び損ねた自分の体感を何度も反芻していた。
あの時の体験は、今でも思い出す。
怒りでも痛みでもなく、あの一瞬の移送、シフトチェンジ。
イカロスの翼という話がある。確か、
太陽に向かって飛び続けたイカロスが、蠟で作った翼が太陽の熱で溶けて、真っ逆さまに落ちてしまう、という話だ。
「落ちるかも」と思わなければ、そのまま飛び続けられたのではないか。
私は、自分の池の体験を思い出しながら、そう思うのだ。
夢を叶えるには、3つのステップがいる。
1つは、「こうなりたい」と思うこと。
2つ目は、それをやり始めること。
そして、3つ目は、やり続けながら、その願いは叶うと思い続けること。
やり始める勇気、までは、大体の人ができるが、
やり続けること、そして、「必ず叶う」と思い続けること、
この3つ目が、なかなか難しい。だから、がおかおメソッドでは「やってみること」と「やり続けられる仕組みや環境」を大切にする。
それがあれば、必ず、願いは叶うから。
独りではできないことも、仲間と一緒なら、できる。
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