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働く女性が癒されますように。
20代半ばの頃、社会人になって数年後にこう言われました。
「見た目でとやかく甘やかされるのは、若いうちだから、とにかく仕事に打ち込め。飲み会の席で恋愛話されたら、それは相手はお前のことをビジネスマンとしてみなしていない。キャバクラと同じにすぎない。そう思った方がいい。」
その瞬間から、私の中の気持ちが、一気に音を立てて傾いた。衝撃だったから。
N極とS極しかない方位磁石となった。
中身を研鑽することが非常に大切なんだ。外見のかわいさとかは、忘れるくらいに仕事に打ち込んで成果を出さないと、歳をとってから誰にも相手にされなくなる、と思い込んだ。
それからというもの、一般的に女性が気にするものをあまり気にしなくなった。
スキンケア、ヘアケア、ファッション、ネイル。
むしろ、ビジネス一色に敏感になっている感覚だった。
日経平均、利益率、経営戦略、コアコンピタンス。
でも、不思議でしょう。
気がついたら、なんてことをしてきたんだろう、ってある時思ってしまいました。
マニュキアをせずに、株投資して、
スキンケアをせずに、宅建士を取って、
ヘアケアは最低限で、M&Aして、
仕事に打ち込んでいた、または誘惑を振り払って、打ち込もうとしていた、、んだろうなあ。
どちらかというと世間は、仕事で成果を出すよりも、とりあえず見た目が綺麗であることを評価しているんじゃないか?って思えてきたのである。
もちろん、そんなわけでもなくて、両方が大切なのだけど、
やっぱり仕事がそれなりに忙しかったりすると、お肌や心が荒れてくるのです。
そんな時にでも綺麗でいることを求められると、世間は厳しいなあという気持ちになっちゃう。
仕事も頑張るし、綺麗でいることも頑張るって、結構大変なんだよって。
頑張っている女性にとって、優しい世の中であることを望んでいる。
すでにそうなのだとしたら、私の思い込みの問題なのかもしれない。
働く全ての女性に伝えたい。
「お疲れ様。今日も1日よく頑張ったね」と。