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30年前のロードバイクで自転車旅へ①(2024年 GW)

”自転車旅”と聞くとワクワクしませんか?
今までやってみたいな~と思いつつ、時間がないとか仕事が忙しいとかというつまらない言い訳で何も行動できませんでした。
でも今年はゴールデンウイークに自転車旅を計画・実行したというお話です。

自転車で愛媛まで行こう(静岡~愛媛)

きっかけは、ODINホイールの空洞試験(1月)まで遡ります。
ODINホイールはヴェロリアン松山というプロサイクリングチームが使っており、愛媛まで行ってプロ選手とコラボしたいな~と冗談半分で言ったら
”それいいですね” 
となり、じゃあやってみようとなったわけです。
前から自転車旅はしたいと思っていたので、ちゃんと旅の目的もあるし
愛媛ならしまなみ海道渡れるし、最高じゃん~!
ということで、3月頃からルート計画+宿確保を行っていきました。

旅専用バイク MBK号

自転車もロングライド仕様へ。カーボンロードでもいいけど、帰りは新幹線輪行を考えていたので、ディスクブレーキと電動コンポは避けたい。
上記の理由で、MBK号で行くことにしました。

旅専用バイク MBK号について

MBK号の出会いは、2017年。中学の友人から譲って頂いたロードバイクです。当時の動画がこれ。

いや~懐かしい。当時はMBKがどのようなブランドか知らず、赤いバイクだなと思っていただけでした。
恐らくご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、MBKはモトベカンと呼ばれるオートバイやモペットで有名なフランスメーカーです。
以前、このMBKでサイクリングしていたら、バイク乗りの方から話しかけられました。
さらに30年程前ですが、世界最高峰のロードレース、ツール・ド・フランスでもMBKのロードバイクが走っており、レーシング用のバイクとしてガンガン走っていたわけです。
そのため実際に乗ってみると、結構速く走れる。フレームの剛性は高めで
重量もそこまで重くない。(昔のバイクなので9キロぐらいはあるけど)
なんか凄くいいバイクを手に入れたわけです。

カーボンロードに囲まれるMBK


しかし!2019年。忘れもしません。フレーム破損。
(大雨の中、富士ヒルで走ったのが致命傷でした)
チェーンステー部分が腐ってしまい、直すにはチェーンステーごと交換が必要・・・。費用がかなり掛かってしまうため、自宅で保管。その間にカーボンロードに移行し、MBKのフレームは数年間放置される形となりました。

2021年 MBKのフレームを修理に出す

2021年。僕が社会人になった年。仕事で稼いだお金でMBKのフレームを修理することにしました。その当時の動画これ。

たまたま地元で鉄フレームを修理してくれるお店があって、修理を依頼しました。
”クロモリ(鉄)ロードは一生乗れるんでしょ?” と聞かれることがありますが、まぁ・・・一生は難しいです。ちゃんとメンテナンスしないと、フレーム内部が錆びてしまい、劣化が進みます。そしていつか折れます。
仮に折れてもパイプを交換すれば良いのですが、素人じゃできないので、フレーム修理ができるお店に頼むことになります。
カーボンやアルミフレームが全盛期の時代、クロモリ(鉄)フレームを修理してくれるお店はかなり少ないのが現状で、もしあっても修理費が高い、修理に1年かかるケースがあります。そうなると、新しいフレームを買ったほうが安上がりですね。
今の時代、クロモリ(鉄)フレームを修理してでも乗り続ける人は・・・ かなり少数だと思いますね。
それでも僕はMBKを修理するという選択をしました。

原爆ドームとMBK

フレーム修理には、半年以上かかり、塗装のトラブルがありましたが
無事フレーム修理完了。MBKが復活したのは、2021年の秋でした。

まぁそんな感じで、僕とMBK号は、長い付き合いなわけです。
そのバイクと自転車旅をすることにしました。

30年前のロードバイクで自転車旅へ②続く・・・。


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