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個人が生きていく上で必要な「理念」と「価値観」

お久しぶりのnote執筆。
改めて、自分の人生において大切にしているコト・モノを振り返らないと行けないフェーズに入ったなと思っていたところで、素敵な本に出会えたので、アウトプットも含めて書いていきます。


著者は教育事業を行うアチーヴメント株式会社青木社長。
「働きがいのある会社」ランキングに7年連続選出されている会社を一代で実現している。
「関わる人々を幸せにする」を会社の経営の目的としているので、見ない手立てはないと思い読んでみたら久々の大当たり。

経営者必読の本として評されていますが、個人ひとりひとりが生きていくうえで、この人生理念を持っているか持っていないかは、長い目で見た時に到達点に雲泥の差が出るなと感じました。

そして、この本を読んで僕は会社の理念や経営の目的、個人の価値観、理念などすべて見直し、ブラッシュアップする良いきっかけとなりました。

まとめます。


①人生の目的

アチーヴメントピラミッド

この本ではアチーヴメントピラミッドと表して、人生の目標を達成するための方法を説明していました。

僕のバイブル本「WHYから始めよ」でも書かれていますが、物事を始めるうえで、まず「信念」が大切だということ。

人生の目的=人生ビジョン+人生理念

「人生理念」とは「生きていくうえでの土台」となる部分。
僕の人生理念は「ワクワクするか、楽しいか(=おもろいか)、かっこよいか」です。
僕の行動源泉は常にここにあり、この3拍子に則って今までの人生を選択してきました。

「人生ビジョン」とは「自分はどういう人間になりたいのか。」というイメージ。
僕の人生ビジョンは、「最幸の仲間と共に死ぬまでおもろいことをやり続けている」こと。

この2つが決まり、僕の人生の目的も決まりました。
人生の目的とは、つまり自分の存在意義のこと。
僕の人生の目的は「関わる大好きな仲間とともに、物心両面で豊かな人生を送ること」

その環境を作ることが、僕の経営者としての人生の目的だと改めて決意した。

②選択理論

『選択理論®』は、すべての行動は自らの選択であると考える心理学です。自らの行動を選択できるのは自分だけなので、自らの行動は他人に選択されないし、他人の行動を変えることもできない。そのため、問題が発生した時には、相手を受け入れ、自分との違いを交渉することで解決します。その結果、良好な人間関係を築くことができるのです。

一方で従来の心理学は、人間の行動は外部からの刺激に対する反応であると考える「外的コントロール心理学」に基づいています。そのため、問題が発生したときには怒る、罰を与えるなどの強い刺激を相手に与えることで、相手を思い通りに動かし、解決しようとします。しかし、その結果、人間関係は破壊されてしまうことがあります。

このアチーヴメントという会社は、「選択理論」という心理学に基づいて会社経営を行っていたのですが、この理論を見て、目からウロコでした。

自分が組織づくりで失敗した高校時代、この失敗を活かして大成功した大学時代の組織づくり。
見事に、高校時代は外的コントロールでチーム作りをし、大学時代は選択理論のやり方でチーム作りをしていることに気づいた。

社会人になって入ったエリース東京というチームも選択理論に近い行動をみんなしていたと思う。

自分の中で混沌としていたことがクリアになったのと同時に、この選択理論を学び、しっかり自分のものにして今の会社経営に活かしたいと思った。

現在熟読中。またnoteにまとめたいと思います。

③戦略的人生経営

最後に、アチーヴメント青木社長が人生を5つのフェーズに分けて行動していたとする「戦略的人生経営」を紹介する。
これ通りにやる必要なないが、自分の今の年齢とフェーズを照らし合わせてみると意外と面白い。

①17~27歳「学習の段階」
たくさんの書物を読み、素晴らしい師に出会い、多くを学ぶ。
人生の基礎を固める時期。
→大方その通りの感じで来てる。

②28~35歳「リーダーシップ形成の段階」
自分によりも能力の高い人の力を借りるために、人間としての器を大きくする期間。自分ひとりで生み出せる価値には限界があるため、より大きな価値を生み出すには、周囲を巻き込む必要がある。
→まさしく今その期間なのかなと。人格系の本ばかり読んでる。

③36~45歳「挑戦の時期」
中小企業は、経営者の器以上に拡大させることはできない。
将来の成功のための種まきの時期、経済的不安からの脱却。
→ここも今同時に行っている気がする。③まで35歳の中で達成させたい。

④46~60歳「富の形成の段階」
人脈も経済的にも余裕ができ、積み上げからの善循環が生まれる。
種まきの成果が出る。
→ここまで来たら理想的。45歳までに達成したい。

⑤61歳~「社会還元の段階」
これまでに得た富や知恵、経験を社会に還元する。
→やったろう。


みなさんも、一度自分の人生の目的を考えてみてください。
ではまた!



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