私について

はじめまして。おまんじゅうと申します。日本のとある場所でセラピストとして働いています。
セラピストになる前は、十数年にわたりサラリーマンとして働いていました。その間、転職を繰り返し、いくつかの会社を渡り歩きましたが、同じ業界でずっと働き続けてきました。

それなりに長い間働いてきたものの、自分自身の成長をあまり感じられず、やりがいや適性がないのではないかと薄々感じながら、なんとなく日々を過ごしていました。転職するたびに「本当にやりたいこと」や「自分に向いている仕事」について考えましたが、それまでのキャリアや「正社員」という安定を捨てる勇気がなく、結果的に似たような仕事を別の会社でする、という選択を繰り返してきました。

転職するたびに年収は下がるのに、求められるスキルや成果は上がり、さらに職場の人間関係には問題が多い。最後の会社では、ストレスから蕁麻疹が出たり、突然涙が止まらなくなったりするようになり、限界を感じて退職しました。

次の仕事を探す際、今度こそ自分に適した仕事に就こうという思いが強くありました。「一人で黙々とできる」「人間関係に振り回されない」そんな仕事を模索している中で、ふと「マッサージ」という選択肢が頭に浮かびました。

疲れやストレスを感じるとき、よくマッサージに行っていた私は、静かな空間でセラピストと一対一で過ごす時間が心地よいと感じていました。そして「これなら自分にもできるのでは」と思い、すぐに行動に移しました。求人サイトで未経験者向けの研修が充実していて、通勤しやすいお店を探し、いくつかの候補から現在の職場を選びました。そのお店は、経営年数が長く、数店舗を展開するチェーン店で、研修体制が整っており、オーナーも信頼できそうだったからです。

働き始めて約1年。イメージとのギャップを感じることもありましたが、周囲の支えもあり、概ね順調に働けています。この業界で働く限り、少々無理をしなければならない部分があると理解しました。それはお店自体の問題というより、業界全体の構造的な課題だと思っています。文句があるなら実力をつけて独立すれば良いだけのこと。今は経験を積む時期だと割り切っています。

このブログでは、リラクゼーションサロンで働く中で感じたことや気になったことを書いていきます。施術に関わること、業界の課題、時にはただの愚痴になるかもしれません。この仕事はセラピスト同士の関係性が意外とドライで、深い悩みを相談できる相手が少ないため、孤独を感じることもあります。去年、心のモヤモヤを溜め込むことの危うさを実感したので、今年はこのブログをアウトプットの場として活用し、同じような境遇の方々と交流するきっかけになれば良いなと考えています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。できるだけ間を空けずに更新していきたいと思っていますので、ぜひ引き続きお付き合いください。よろしくお願いいたします。


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