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このカメラで撮れば、どんな被写体も最高の質感に写る
こんにちは。DopeZineの万城目瞬<0q_xney>です。
実は最近はPanasonicさんに「LUMIX S5」というカメラをお借りしています。
色々撮影してきた結果、写りが控えめに言って最高でした。本記事ではポートレート写真とともに「LUMIX S5」を解説していきます。
LUMIX S5+50mm F1.4(屋外)
「LUMIX S5+50mm F1.4」というセットで、屋外のファッションポートレートを撮ってみました。
このカメラとレンズの表現を確認したいと思って、モデルさんには黒髪で、服はYohji Yamamoto、LIMI feuでコーディネートしてみました。
適当なレンズで撮ってしまうと、こういう系の黒が重なっている写真はディティールが出なかったりします。
さすがの写りといったところで、服や髪のディティールがしっかり出ているし、場所の空気感も合わせて撮影できています。
服やアクセサリーなどの撮影はLUMIXで撮りたいなと感じさせてくれたセットです!
LUMIX S5+50mm F1.4(屋内)
屋内でのポートレートの作例です。
写真によって現像方法を変えています。やはりこのカメラとレンズの組み合わせはとても素晴らしいと言えます。
絞り値が1.4まであるので、屋内の薄暗い状態でも明るさを担保できます。肌色の表現やその場を切り取るような描写を得ることができます。
開放の描写もふんわりしていながら芯は残る感じがして、扱いやすいです。しかもこのレンズは最短で0.44mまで寄ることが出来るので、かなり近寄って撮影することが可能です。
このおかげで単調な写真にならず、引きや寄りといった構図を生み出す事ができるようになっています。
LUMIX S5 + LEICA SUMMILUX 35mm F1.4 2nd
S5は使っているもののあえてレンズをオールドレンズでポートレートを撮影してみました。
どれもピント面はシャープですよね。「LEICA SUMMILUX 35mm F1.4 2nd」というオールドレンズを使っているのですが、あえて開放で撮ってます。周辺減光やにじみから分かる通り、かなり癖のあるオールドレンズ的な描写ですが、ピント面だけはシャープになっています。
最近の機種でオールドレンズを使うのはこういうところが癖になりますよね。フィルムカメラでオールドレンズを使うのと最新のカメラでオールドレンズを使うのでは、かなり印象が違いますね。
LUMIX S5を例えると
LUMIX S5の特徴を一言で言えば、「無垢材」です。データがめちゃくちゃ素材って感じなんですよね。だから自分好みにデータを編集しやすい。
無垢材をフォトスタイル(LUMIXの色味補正)やRAW現像などの設定によって、味を出していくような感じです。
DIYを趣味でやるのですが、ただの無垢材でもオイルによって、質感や色が変化するんですよね。LUMIXのRAWデータってそんな感じがします。
クリエイターが作り込みやすいようにあっさりとした色やデータ作りにこだわりを感じます。
2400万画素とは思えないほど階調も豊かに出ます。むしろほかの高画素機と比べても遜色ないほどトリミング耐性が高いです笑。
レンズも素晴らしい
先に言っておくと、レンズが恐ろしくやばいです。いい意味でやばい。
LUMIX S5の特徴でも言いましたが、階調が恐ろしく出ます。その秘密はレンズにもあって、レンズの写りがこれまで使ってきたレンズとは一線を画します。
私自身最新のレンズにはほとんど興味がなくて、オールドレンズや現行でも癖のあるレンズを主に使っています。Leicaレンズが主になるので、そりゃ癖玉が多いです。
Leicaレンズは空気が写ると言いますが、LUMIXのレンズも空気が写ります。「24-70mm F2.8」、「70-200mm F2.8」、「50mm F1.4」を現在は主に使っていますが、その場の雰囲気を綺麗に切り取ることが出来ます。
カリカリに写るレンズが個人的にはあまり好みではないので、写るけど上品な写り方をするのが良いですね。
操作面が分かりやすい
LUMIX S5を使ったみた所感ですが、かなり手に馴染むカメラです。機能性についても取扱説明書を一切読まなくても操作が分かります。
ハードデバイスに疎くて、小難しい機能を使わない私だと、カメラの機能として使う機能は全てダイヤルやボタンで設定出来るので有り難いです。
たまにISO感度がメニューからしか設定できないカメラがあったりするとめちゃくちゃ後悔したりします。やはりスナップやポートレートで歩いていたりシビアな環境下だと片手で設定を変更出来ることと、ノールックで変更出来ることは必須です。
S5であれば、カメラマンでなくても基礎知識をもった人であれば難しいことはないとはずです。
最後に
このカメラをおすすめできると聞かれれば、確実に出来ます。
様々なメーカーのカメラを使ってきたのですが、ここまで好きになれたカメラは珍しいなと。デバイスにこだわらないのが心情でしたが、一台はかならず持っておきたいと考えています。
写真に限らず動画撮影にも対応できるので、もし動画を撮りたくなったときでも安心です笑。
これからLUMIXのカメラについてを月1回投稿していくので楽しみにしておいてください!