【積丹】ミニ種芋ひたすら選別
こんばんは。積丹のたかのふぁーむでWWOOFをしています。最近は毎日出ていますが、ちょっとかたい感じですね、お通じ。
種芋の選別をしています。先日は種芋切りでしたが、今は切らないでよいミニサイズの種芋を相手にしています。
この写真でいいますと、ビニールハウス奥から13列目まで選別するべきミニ種芋が入っています。1列に10箱サンテナがありますので、130箱くらいさばくことになります。1サンテナに10kg程度入っているらしいので、1,300kgくらい選別します。手前の列には切るべき大きい種芋が入っています。
ミニ種芋と切るべき種芋の大きさはこのくらい違います。
はねる種芋を写真で示します。まず、芽のない、もしくはなくなった芋です。芽が取れたのか抜けたのか(同じことだ)、芽の跡を残してなくなっています。芽が全てなくなった種芋はもう芽を出せません。でも、2個以上残っていれば使います。
これはそうか病の症状がでています。2ヶ所以上穴ができていたらはねます。
滅多にありませんが、これは腐ってる芋です。くされです。はねます。臭いはありますが、きつくありません。僕が大学時代にしていたジャガイモ収穫バイトで出てくるくされは、強烈に不快な異臭を放ち来ていて、人々の顔を歪ますほどでしたが、ここで遭遇するくされはあんまり不快ではありませんでした。食べられるかもしれません。いや、食べていませんよ。いもの発酵食ってあるんですかね。
これはあまりにも小さいのではねます。ミニミニ
このように育つ見込みのない種芋をのけておくとと、畑の面積を最大限利用することができます。この作業をしなければ、育たない種芋のために畑の面積をあてることになり、損失に繋がります。ただ、この作業にはどうしても時間がかかりますし、種芋として不適なのは10%以下でした(10数箱さばいて1箱分不適が見つかる感じ)。時間をかけて選別して反収を高めるか、損失の生じることを承知の上で選別する手間を省くか、どちらをとるかはあなた次第。