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お出かけ二毛作日記#15-2 いざ根室、日本最東端駅と最東端の岬へ

東根室駅到達のために道東に訪れたときの話。
釧路観光からの続きです。


はじめに

釧路で写真に夢中になっていたら夕方の列車を逃し、最終電車で根室に着きました。
現着が21時過ぎだったので翌朝から観光開始。

東根室駅や納沙布から望む北方領土など、貴重なスポットに立てて念願が叶いました。
旅人として、「最果て」は一つでも多く回収しないと気が済みませんので。

今回は記念到達要素が大きく、現地も曇りなのもあって写真モチベは低め。
写真は釧路が強かったので、まあ多少は……。

東根室駅

今回のメインクエスト。
朝6時ごろにホテルを出て歩いて辿り着きました。
まあ、根室駅から20分くらいで着くので鉄路に拘る必要はないと思います。(ロマン的にはアレですが)

感想は「やっとこれた~」くらいで、半ば野次馬気分だったので感傷に浸ることは特にありませんでした。
ただ、これまで何人の旅人が目標地点として降り立ってきたのだろう、とは思いましたね。
同業者らしきオジサンが1人写真を撮っていました。

ちなみに最東端駅の到達証明書は、根室駅バスターミナルに併設した建物で配っているらしいです。
自分は忘れてて貰い損ねました(キレ)

駅入り口
駅看板
左下の絵はいつ描かれたものなんでしょうか
実は最近だったり?
ほぼ駅の全容
線路は根室方面

納沙布岬

根室に来たからには流石に最東端まで出ましょうという話で、8時ごろにバスターミナルから出発する便に乗ります。
本当は日本一早い日の出を見たいものですが、バスのダイヤ上、どう足掻いても不可能です。

最東端の地を踏んだ情緒に浸りたいと思っていましたが、想像以上に北方領土返却に対する熱量に圧倒されました。
有志団体による返却を訴える石碑が至るところに建っていました。
冷やりとした海風に晒されていたのも相まって、風邪ひいちゃいますよ。

ここでカップルが写真を撮ってました
どういう気持ちなんだ?
真ん中の炎は領土返還を願うためらしいです
運営用の募金箱がありました(入れた)
海を背景に建つオブジェクトいいですよね
岬で群れる子たち
鳥は無学すぎて全くわからない
納沙布灯台
改装中でした(ざつ旅現象?)
個人的には根室方面の景色の方が素敵かも
最東端までの道のりを辿る感じが

北方領土

曇りでも北方領土を目視確認できました。
記念物を舐め回すような気持ちで興奮しながら、映えや構図も全く気にせず望遠レンズで最大までズームして撮りました。

水晶島?
貝殻島灯台
国後島の羅臼山

根室市街地周辺

納沙布から戻って、根室花まるで寿司に涙を流していたら11時過ぎに。
帰りの列車までの3時間程度、有効に使いましょう。
バスで出来るだけ海側に近づきたいなら、中標津空港からの直行便を拾って終点のバス営業所で降りるのがオススメです。

金刀比羅神社

広めの展望台が幾つか用意されていて、根室湾を望むことができるサービス精神に溢れた神社です。
ここから見られる弁天島と神社が独特。

由緒とかは公式HPを見てください(投げやり)

鳥居
根室湾
奥にあるのは弁天島
根室湾の守り神を祀っている神社だそう
ズーム

明治公園

金刀比羅神社から15分くらい歩けば寄り道可能。
シンボルのレンガ造りのサイロは是非見て欲しいところ。

ただのオシャレな建物としか捉えていませんでしたが、しっかり文化遺産でした。
そこそこ巻きで巡ってたので、雑に観光して申し訳ない気分。

池が凍ってる!
全体を眺めるとスケートリンクにしか見えない……。
サイロ
扉の中がとても気になります
案外掃除用具の物置になってたりして……
雪とサイロの組み合わせが、いかにも雪国!という感想

おわりに

最東端ならではの貴重な風景を満喫できました。
廃駅になる前に、東根室駅に立てて良かったです。
旅人としては一度は訪問しておきたい場所ですからね。

納沙布岬を除けば車なしでも、小回り利かせながらスポットを巡れるなと思いました。
これ、北の大地では大事な要素です……。
1泊分でしっかり巡るなら、バスのフリーパスを買って春国岳あたりまで出ても良きかと。

あと、根室市内の至るところにエリカちゃんさんの看板があり、北方領土返却に真剣な街だなと。
僕のインターネットフレンズの大半はエリカちゃんさんをご存じですが、知らない人のために、紹介ページを貼っておきます。

次の北海道旅行は3月の帯広です。もう航空券は取っています。
こいつどんな頻度で北海道に飛んでんだ。

以上。

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