10年経った今、やっと理念を考え出しました。
経営実践研究会という組織で学び始めて約5ヶ月が経ちました。
毎週のように学ぶコンテンツが準備されていて、コミットも自分次第。
定例会への参加やピッチにチャレンジしたり(最終予選でダメでした。めっちゃ悔しかった・・)ベーシック講座に参加したり、来月は講演会の実行委員長も任せてもらい、こんな人になりたい、と思える大先輩の姿や会社、仲間もできて自分でいうのもなんですが結構活用できている方だと思います。
長いものに巻き込まれているような感覚や、みえない圧力に違和感を感じていながらも、自分の中で変化しているなとは思っています。
軸は保ちつつ、今後も出会いや学びの中で変化はとっても楽しみです!
スタッフと企業訪問での気付き
先日、「未来創造企業」という認証を取得された京都の企業 garDENさんへスタッフと伺いました。
社員の方が主体性になって取り組まれていて、トップダウンではなくハイブリット組織そのもの。
そんな素晴らしい事例を聞いた帰り道、スタッフより
「ところでうちの会社の理念ってなんですか?」と。
私一人でスタートして今年で10周年。
今はスタッフ20人超えになり、お客様も増え、売上も上がっているのに、「理念」の共有をできていない、というか語れることが「ない!!」ことにいま、気が付いてしまいました・・。
理念を見直す機会
理念は会社の羅針盤。
むしろ今までよくこれでみんな働いてくれてたな、お客様も通って頂いていたな・・という気持ちに。
良い賃金(といっても業界内ではですが)と働き方でホワイト企業であることや、お客様には良いサービスを提供する、という小手先ないわば力ずく会社経営だったことにやっと気が付いてしまいました。
スタッフを雇用する時、店舗を広げる時、事業再構築助成金の申請書を涙ながらに作った時、何度も何度も隣で「ビジョンミッションバリューは作った??」と言われていたのに、「売上上がってるお給料払えてるし、し大丈夫!!」と理念作成をガン無視してきた私。
今になり、だからあれほど・・・という顔をされていますが、今回得たことは多く、取り急ぎこの週末は理念を作るべく、棚卸しを行いました。
とはいえ、何も考えず「良いサービスを提供して売上を上げて、スタッフに良いお給料を払う!」だけでやっていたわけでもなかったようで、案外すぐに言葉としてはでてきました。
今後リーダー陣やいずれ幹部となるスタッフとブラッシュアップしていきたいと思いますが、10年目のビジョン・ミッション・バリューはこちら。
弊社の理念
私たちの考え方
vision
お客様の名脇役になれる最適なサービスを作り、社会へリーダーを生み出し続ける。
mission
爪のキレイを持続できる提案と成長し続ける環境を創出する。
value
compact
時間・価格・内容をよりコンパクトにしお手入れを持続できるサービスを心掛けます。
work
スタッフ一人一人が主体性を持ちサービス・アイディア・人間性を磨きます。
1)お客様のために
「日常の名脇役になれる爪先のサービスを」
パズルのようにスケジュールを組んで過ごす現代の働く男性女性に向けて、時間も価格もサービスも「ちょうどよく」爪先をお手入れできるきっかけを。
キレイな爪先を見ると忙しい日常の中でも「美意識」を認識でき、ネイルサロンではほんの少しのホッとした癒しの時間を提供します。
2)スタッフのために
「ハードルは低く、志と目標は高く」
ネイリストになること、ネイルサロンを開業すること、参入障壁が低いからこそ経済性、持続性を持ち合わせることが必要とされます。
ネイル技術を磨くことはもちろん、接客・人間性・リーダーシップ・アイディア・経営力を持ち合わせる人材へ成長する環境を整え、キャリア・賃金アップを目指します。
3)社会のために
1)「女性経営者を増やす」
多様性をもった社会を目指すべく、国内の女性経営者割合(2023年現在8%)を増やすため、人材育成プログラム・FCシステム・独立支援により女性経営者を輩出します。
2)「外国人人材の育成」
弊社サービス、スキームを外国人インターン生・アルバイトの受け入れを行い、経営者まで成長する環境を準備します。
行動と出会いは意味がある
このようなことを決めることも、経実会に入らなければ、スタッフから率直な意見をもらわなければなかった、と思うと行動することは本当に意味があると感じます。
10年目もがんばります!この3年、猛烈に会社を成長させます。
久賀田有紀(くがたゆき)
教員からネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。
ネイルサロン5店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標。
●株式会社mani creation代表取締役
●一般社団法人海外ネイル協会代表理事
●えがお爪工房ディレクター
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