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美意識が低いのに、ネイルサロン社長をしている人

久しぶりのnoteです。
つい先日、高校時代からの友人とスーパー銭湯に行く機会があり、ふと言われた一言「ゆきって美意識、低いよなあ・・!」。
決して、「ブス」「老けた」とは言われていない(気がする)けど私的には、激動の走る言葉でした。
それはなぜかというと、「図星」だから。笑
きっと信頼を置ける友人でないと言ってもらえない言葉。
新しく出会った方からも「もっとキレイにすればいいのに」と言われることはあるのですが(決してあなたブスですよ、と言われてない・・と思ってはいます笑)ここまでグサッ!と言われるのは久しぶりで、見つめなおすきっかけになりました。
美意識って・・・何なのか。
磨くべきなのか、いや磨くべきだよね。
少なくとも。「美容」という畑で事業をさせてもらっている立場なら、絶対必要なものでしょう。
一緒にお風呂に入った友人曰く「髪も身体も洗うの男性並みに早いし、スキンケアもペッペ!!て感じで、手を抜きすぎてびっくりした。」とのこと。
女友達と旅行に行く時も、みんなカバンからあらゆるアイテムが出てきて、スキンケアの手順が多くて、毎回衝撃を受けるんだよなあ・・
私なんて自前のシャンプーを忘れたら、1泊くらい銭湯のリンスインシャンプーでもいいかな、と思う人間なのに・・

美意識が低くて良いこと悪いこと

自分の美意識は完全に棚に上げて話をしますが、スタッフの採用基準で「かわいい人」が絶対条件です。
顔が美人とか造形の問題ではなく、話しながら「ニコッ」と笑える人、そして自分自身をキレイにしよう、と努力が出来ている人。(スタイルや肌や)
お客様からお金を頂いてキレイにする仕事だからこそ、自分の見た目も整えられない人が人をキレイにできない、と思っているからです。
※どの口がいうんやーーーー!というコメントは一旦受け付けません。笑
実際、眉がいつもキレイなスタッフや、服の着方がキレイなスタッフはネイル技術も高いです。
「キレイ」のゴール設定が高ければ高いほど、美意識も上がっていくと考えます。
なので私はネイリストとして、いまだに自分の技術に満足しておらず自信がないのはこのゴール設定の低さ、だとは自覚しています。
職人としてはスタッフの方が格段に上だとも言い切れます。
ですが・・・美意識が低くてよかったなあ、と思うこともあります。
それは「こだわりがないこと
経営者としてネイリストとして、どーなん??て話でもありますが、私自身、細かいこだわりがない人間で、とっても生きるのが楽です!!(大声)
太ったなー、まいっか!髪型似合ってないなーまいっか!という具合に。笑

だけどやっぱりキレイでいたい

私はやっぱり美意識が低いんだ、と気が付いた所で、だからといって開き直って諦めるわけではなく、やっぱり醜いおばさんにはなりたくない!
若い頃は親から譲り受けたものでなんとかなっても、40代に差し掛かるとなると、キレイでいることを「諦める」か「諦めない」かで大きな分岐点になると思うんですよね。
若い頃とは違って、年齢を重ねると努力次第で差が出てくるもの。
幸い、私の周りにはスタッフも友達も、美しい女性がたくさんいるので、刺激を受けながら、美意識を磨いていきたいと思います。

美意識を高めるために始めたこと

「美意識が低い」と言われたときは口が裂けても言えませんでしたが、自分なりに色々はやっているつもり、です。
美意識エベレストな友人たちが多いので、会う度に「シミ取りしたほうがいい」「ここボトックスしたほうがいい」「シワできてるよ」「肌荒れてるね」等々・・・・傷つきながらもアドバイスを頂ける環境はありがたい、ですね。
35歳超えてから、メイクは落として寝るようにしたし(むしろ落としてなかったんかーい!)ビタミンとか飲むようにはしたし日焼け止めも塗ってはいます。
※下手したらいまの高校生男子と同レベルかもしれません笑
青天井に美容にお金も時間も使えるわけではないし、美魔女を目指している訳ではないけど、かわいいスタッフが「この社長の元で働きたい」と思ってもらえるよう、少しでも身キレイではいたいですね・・!



久賀田有紀

株式会社マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会代表理事
教員からネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。
ネイルサロン9店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標

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