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とりとめなき88

土曜に北陸から京へ戻り─ 月曜に休みをとって、一泊と二日で出掛ける。室津あたりで一泊し備前へ。伝統産業会館にて〈備前・現代陶芸ビエンナーレ作品展〉を観てから、いくつか窯元を巡る。運転していた車のタイアのバアストしたのは、そのあとであった。レッカア、タイア交換等々... 備前のギャラリイにて熟考のうえ泣く泣く見送った馬場隆志氏作の酒器 ─面取りの具合が素晴らしかった─ の価格、これの倍くらいお金が飛んでいった。我が人生、斯くも上手くゆかぬものなのか。

部屋から見える瀬戸内海、牡蠣養殖の筏が浮かぶ。
備前のまち
備前の天津神社は境内が面白かった。
行かぬが宜しかった砥峰高原、そして小雨
備前で買うてきた杯は小鉢に

久しぶりに小説といふものを読み始めた。尾崎紅葉の『金色夜叉(新潮文庫)』で───

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