子供の会話 |現実派と理想派
GWはめいいっぱい休んだ我が家ですが、
長いお休み期間がついに開けました。
みなさんいかがお過ごしですか?
久しぶりに戻る日常に、
なんだか気持ちが落ち着かない、
そんな日には、ちょっとした子供達の会話を聞くと
気持ちが少し晴れることもあります。
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そんな我が家の昨晩の出来事。
ゆっくりとお風呂に入っていると、
洗面所で何やら双子の娘たちの会話が聞こえてきた。
理想主義のみーちゃんが突如いう。
「なんかさー、みーちゃん、街をつくりたいんだよね」と。
ある意味、子供らしい唐突すぎるその願望(?)に
現実主義の相方あーちゃんがとっさに物申す。
「街はさ、もうたくさん出来てるでしょ、もう要らないよ」
あーちゃんの言い分も一理ある。
そう思いながら、ぼんやりと聞き耳を立て続ける。
「いや、ジャングルとかにさ、つくりたいんだよね、自分の好きな街を」
さらに、そんな野望を淡々と力強く語る娘。
そこに迷いや恥じらいなど一切ない。
そんな娘の勢いが私は好きだ。
相方の娘はそれが理解できないようで、
「村長になるってこと?」さらに謎を掘り下げる。
すると、「そういうことじゃなくてさ!作ったらその場を去るの!!村長にはならない!!!」怒り気味に強い口調で言う。なかなか自分の思いが伝わらないことに、苛立ちを隠せないようだ。
そんな会話を湯船に浸かって聴きながら、思わず心の中でクスリと笑う。
どうやら娘は「街のプロデユーサー・まちづくり」をやりたいようです。
その娘が『つくりたい街』ってどんなものだろう?と妄想する。
今後「理想派」と「現実派」の娘たちが、それぞれ
どんな未来を描いていくのか、母として楽しみなのです。
さあ、今日も伸びやかにいきましょう。