【架空のホテル Vol.03 | つながるホテル】
随分とまた、noteをご無沙汰しておりました。
やっと今月の『架空のホテル』が出来上がりつつあります。
===
「そもそも『架空のホテル』って何?」
そんな方はまず、こちらの記事をご覧ください。
===
今月のホテルは「つながるホテル」
実はこのホテルを作る経緯には、
7歳になる我が娘たちに、
『こんな体験を味わわせたい!』という想いが
原点となっています。
我が家は東京在住、マンション暮らし。
小さなベランダで細々と鉢植えを
育てるのが精一杯。
直に土や草木と触れ合う機会、
地域のおじいちゃん、おばあちゃんと
触れ合う機会も随分と少ない。
-
GWを間近に控えたある日。
せっかくの連休に、
自然いっぱいのところで伸び伸び過ごしたり、
農業体験をしたり、身内でも友達とも違う、
地元の人たちと緩やかに関わる、
そんな場所はないだろうか?
そんな淡い思いを胸に、旅先を検索する。
・アグリツーリズム
・農泊
・農業体験
様々な場所があることを知るも、
交通の便や、価格帯、予約状況など
全てが揃う場所がなかなかない。
結局は、車で1時間半ほどで行ける
子供向けの自然派テーマパークに行くも、
想像以上の激混み具合に、大人の我々は酷く疲弊し、
娘たちは早々とご機嫌斜めになる始末。
誰もがぐったりとした帰宅時の車内。
ぼーっと外の景色を眺めると、
皮肉にも周りは自然豊かな山だらけ。
『こういう自然豊かなところで、
ただ子供たちに伸び伸びと
自然やその土地の雰囲気を
楽しんでもらいたいだけだったのにな… 』
自分の想いと、味わった結果に
大きなギャップを感じながら、
ただただ長く続く険しい山道を
車で通り過ぎて帰宅した。
ー
そんな日本の森林率は7割とも言われ、世界的にも
非常に高い割合だと聞いたことがある。
だとするならば、もっと身近に安心して自然と繋がり、
その土地の人たちと緩やかに繋がれる旅先がもっともっと
あってもいいのに。
そんな思いがこの「つながるホテル」の原点となっています。
ー
初めは「農家 de Hotel 」という名前をつけていたのですが、
「一番伝えたいことは何か?」
そのコアメッセージをトコトン考えた時に、
やはり「農家 de Hotel 」、このネーミングでは弱い。
想いが伝わりきらないんじゃないか?そう思い、
悩みに悩み、この「つながるホテル」というネーミングに
今は落ち着いています。
ー
そんなちょっとした舞台裏をお話しつつ、
来週にはその「つながるホテル」の
ビジュアルデザインを公開していく予定です。
そんな「つながるホテル」のストーリーは
コチラから。
https://infokaoriando.wixsite.com/tsunagaru-hotel
是非お楽しみください。
ではまた。