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絵本のある日常|今週オススメの一冊
最近は絵本よりも児童書を借りる頻度の高くなってきた娘たち。沢山の字が書いてあっても、挿絵が少なくても、どんどんと読み進める力強さに成長を感じてます。
ただ…..。
少しだけ、寂しいのです。絵本から少しずつ離れていく子供達を見ると、なんだか妙に寂しいのです。
私は未だに絵本が大好き。絵本から沢山のワクワクする気持ちを、味わわせてもらっています。短い文章と、心弾む絵で、いつも新しい世界を見せてくれる絵本は、TVでも映画でも、小説でもない、独特な味わいがあっていい。
5,6分の短い時間でビューンと一っ飛び、別の世界に連れて行ってくれる。そんな絵本という存在はこれからも思う存分楽しんでいきたい。
子供達も、今は別の方に興味が向きつつあっても、大きくなって、いつか改めて絵本の魅力に気づく時が来るかもしれない。
そんな我が家の今週のおすすめ絵本:
■子供が選んだ一冊:
なんでもモッテルさん
以前にお友達と読んだことのある本だったようで、図書館で見つけて即座に手にする娘。
お金持ちの「カッテル・モッテルさん」と、その奥さん「マーダさん」。その子供達「モットくん」と「テルルちゃん」。一家が本当に大切なものを見つけていくお話です。
■大人が選んだ一冊
みんなともだち
保育園や幼稚園を卒園して、新しい生活が始まる子供達に向けたお話。
「みんなともだち ずっとずっとともだち」
その言葉が何度も何度も、お話の中で繰り返されます。とても短くシンプルな言葉と、心温まる優しい挿絵。何気なく読んでみましたが、妙に心にグッと来るものがありました。
新しい環境に、新しいお友達。そんな方に意識が向くと、ついつい別々の環境にいるお友達とは疎遠になってしまいがちですね。
でも、小さな時期に一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に過ごしたお友達との関係も、大切にしていって欲しいな。そう、親として思うのです。
まだまだ、子供達だけでその関係を保つのは難しい年頃だからこそ、親同士が良い関係を保ち続ける努力をする。そんなことも少し必要かもしれません。『ママ友』という言葉に少々苦手意識が強めな私ですが、子供にとっての「大切な人」を大切にし続けたいものです。
では、素敵な午後を。