ヤエン釣りの仕掛け、タックルについて

ヤエン釣りを始めたいけど何が必要かわからない。
ヤエン釣りに挑戦してみたいと言う人向けに、仕掛けや道具について解説します。

ほんとに簡単に始められますので参考にしてください。

内容に入る前にちょっとだけ自己紹介をさせてください。
普段はYouTubeにヤエン釣りの様子を投稿してるマニアというものです。
ヤエンにどハマりしてしまい、自作ヤエンを販売するまで至りました。
そんなこんなで、今はヤエン釣りの魅力を発信し、ヤエン釣りの楽しさを多くの人に知ってもらいたいと活動してます。
どうぞよろしくお願いします。

さて、本題に入りますが、
これからヤエン釣りを始めよう、ヤエン釣りをやってみたいという方向けに必要な道具を解説していきます。

ちなみに中級者、上級者や、スキルアップして一杯でも多くイカを釣りたいという方向けの解説はまた別の機会にしますのでお楽しみに。

必要な道具

一通り必要な物を羅列しますと
ヤエン

竿

リール

これぐらいあればヤエン釣りを始められます。
その他あると便利なものも最後に追加で解説します。

ここからはそれぞれの項目についてどのような考え方で選べばよいか細かく解説していきます。

ヤエンについて

いろんなヤエンがありますね。
私もヤエンを作って販売してます。

その中でこれからヤエンを始める方、初心者向けとなるヤエンはこれです。

オカサンヤエン m

昨今のヤエン業界はなんちゃってヤエン氏によるなんちゃってノウハウがたくさん出回っています。
みんな言ってることがバラバラ、ほんとに惑わされます。

そんな中、20年前に発売され、今まで残っているこのヤエンは人気なだけの実績と使いやすさを兼ね備えています。

え?私のヤエン?
私のヤエンはウイングヤエンと言いますが、釣り師の技量が必要になる特殊なヤエンです。
まずはオカサンヤエンから入るのが吉です。

餌について

王道の餌は生きたアジです。
しかしこれは入手するのが難しかったり、釣り場での管理も面倒です。
生きててもちゃんとポイントを泳がせないと釣れません。

なので、お勧めしたいのがスーパーで売ってるアジです。
冷凍、鮮魚どちらでも構いません。
15〜20cmくらいのアジが使いやすいです。

入荷してない時もあるので見かけたら買って冷凍するようにしてます。

投げれるだけ投げて、着底まで待つ
1分ほどでしゃくり また待つ
手前まで来たら別方向に投げる

これで釣れます。

もし他の釣りを一緒にしてる場合は投げてしばらく放置でも構いません。
数分に一度大きくしゃくってアピールをしてください。

意外とこれで釣れます。

竿について

結論 なんでもいいです。
専用竿、磯竿、インターラインなど色々言われてますが、
ヤエン釣りはどんな竿でもできます。

ショアジギのヘビーロッドや船釣り用の極端に短い竿では難しいですが、
バスロット、エギングロット、シーバスロット、安い振り出し竿など基本なんでもいいです。

つまり普段皆さんが使ってる竿で良いということです。

リールについて

これもなんでもいいです。
アジを投げるのでベイトリールよりはスピニングリールの方がいいと思います。

その中でもレバーブレーキ、リアドラグなど専用リールがありますが
死んだアジを投げられるならなんでもいいです。

もし複数選択肢があるなら、
軽くて、必要な分のラインが巻けて、ドラグを一番弱くした時に一番抵抗が少なくなるリールがいいです。

つまり、皆さんが普段使っているリールで大丈夫です。

ラインについて

ラインはなんでも良くありません。
流れ的になんでもできますよーって言いたいんですが、ダメです。

フロロカーボンだけはダメです。

ちなみにヤエン釣りにおいて一般的に推奨されているラインはフロロカーボンです。
使ってる人も多いです。

しかし、今回はダメです。
フロロカーボン以外のPE、ナイロンならいいんですが
フロロカーボンラインだけはダメです。

理由を説明します。

フロロカーボンラインは沈みます。
アジを数分沈めて、時々しゃくる釣りをするので
フロロを使っていてはラインが着底して根掛かりしてしまいます。

しゃくった時もなるべく上方向に動いてほしいところですが、フロロでラインが沈んでいたら横方向にアジが移動することになります。

というわけでフロロ以外

ナイロンなら3号程度
PEなら1号に3号ほどのリーダーを入れればいいと思います。

ラインは多少太くても問題ありません。
細すぎる方にはアジを投げた時に切れたりしなければ大丈夫です。

仕掛け

ヤエン釣りに仕掛けという仕掛けは特にありません。
アジの尻尾にかける針、ヤエンストッパーというヤエン止めのパーツくらいでしょうか

アジの尻尾にかける針はなんでもいいです。
差しやすさからいうとグレバリとかがいいと思います。

手元にある適当な針で十分でしょう

あったら便利シリーズ

竿立て
あると便利です。
私は堤防に直置きしてますが、竿やリールが傷つきます。

網、ギャフ
最悪なくてもと思いますが、
結構大きなイカがかかってくることもあります。
網はヤエンが絡むのでギャフを好む人が多いです。
私はヤエンが絡んでもより確実に取りたいので網を使います。

椅子orクーラーなどの座れるもの
待ちが多くなる釣りです。
座ってのんびりやるのも乙ですねー

まとめ

というわけで、タックル、仕掛けに関してはほんとになんでもできますよ。
ブログを書いてたり、YouTubeに動画を投稿してるような玄人は専用の道具を使ってると思いますが、
意外とエギングロットやふるーーい昔の投げ竿なんかを使ってる人もいます。

細かいところで釣果に差は出ると思いますが、
もし極めたくなってから専用の道具を揃えるのでも遅くはないでしょう。

普段の釣具にヤエンと死んだアジを追加して
目の前に投げ込んでみてください。

予想外の大物に出くわすかもしれませんよ

それではまた

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