順天堂大学病院 小児外科 尿道下裂の手術①外来での入院決定

コロナ禍での初めての付添入院、手術を行ってきました。
正直入院にあたってのオリエンテーションが不足していると感じ、入院してから「え?そうなの?」「これは知っておきたかった!」ということが多々あったので、今後順天堂に入院される方の参考になればと思い記事を書きます。

①生後から小児外科外来で手術が決定するまで
尿道下裂は手術になる直前のタイミングで小児外科に転科になります。
それまでは思春期内科の先生が診てくれていました。とても丁寧で素敵な先生でした。やはり性器の成長自体が未熟なことが多く、ある程度のサイズがないと手術はしにくいため男性ホルモンを月に1回×3回行い、成長が診られたら1歳4ヶ月の時に初めて小児外科に行きました。私の聞き間違いかもしれませんが、思春期内科の先生に産まれてNICU入院中のときのICで2歳位で初めての手術と聞いていたので、とりあえず顔合わせ的な状態確認のために行くのかと思いきや、「来月か再来月に手術組みましょう。」とのことでした。実際は1歳半頃に一回目の手術をするようです。
保育園に子供を預けて職場復帰をしていたので、保育園と職場に相談してからじゃないと決められないとのことで、一旦保留に。ここで聞いたことをまとめると
・手術は枠がうまるので二ヶ月先位しかとれない場合があること
・2〜3回に分けて半年ごとに手術を行うのであまり遅くなるとトイレトレーニングが遅れること
・退院後体は元気なので保育園に言ってもよいが、術後しばらくは薬を飲ませたり、排泄の度に陰部を洗わないといけない。また出血していることもあるので保育園によっては嫌がられてお母さんが数週間休んでる人もいる
とのことでした。帰ってそれぞれに相談し、職場はok1 保育園は認可ですが小規模で看護師がいない園で、薬の内服も基本受け付けない園だったので、どうかとは思ったのですがokしてくださりました。両方の許可を得られたのではれて手術予約をし、2021年1月、1歳8ヶ月で手術を行うことになりました。

②先生に手術の説明を受けて手術同意書にサインをします。
手術の詳しい説明と入院についてかんたんに説明を受けました。主治医は瀬尾先生というLDHにいそうな痩せマッチョのお医者さんでした。とても忙しそうで外来は火曜の午後のみですが説明はとても丁寧でわかりやすく、最後にかならず「何か聞いておきたいことはありますか?」と聞いてくれます。いい先生です。先生に手術日と、入院一週間前に本人と私のコロナ検査をしその日に麻酔科外来を受診することを説明されました。
で、普通お医者さんってすごく忙しいんですよね。だから治療についてはもちろん医者が話すんですが、入院オリエンテーションは看護師やその他医師義務でもいいのですが他のスタッフがする病院が多いと思います。
なので先生の説明を聞いた後、看護師にこの後は術前検査をして入院受付に行っておしまいですと言われてびっくりしました。
「何日くらいの入院に鳴るんですか?」と聞くと「先生は何か行ってませんでしたか?」とのこと。「前回の外来で術後7〜10日って言われましたが。仕事を休まないといけないので、スタンダードが知りたいのですが。」「あー。」(少し面倒くさそう)「私達外来スタッフなので病棟のことは聞いて見ないとわからなくて。病棟に聞いてみますね。」・・・「パスじゃないので日数はそれぞれみたいです。」いやいや、知らんのかい。それっくらい知っとけよ。ってか同じ医療者なんだから、働く親の気持ち考えてくれよ。なんかそれ以外も病棟の設備のことなどを質問したのですがやはり面倒くさそうだったし、知らなそうだったのでもういいわと思いました。

だって入院の時になにを持っていくのか知りたくないですか?例えば冷蔵庫はあるのか、キッズルームは使えるのか、おもちゃは持っていけばいいのか、タオルや寝衣のレンタルセットはあるのか、親はシャワーとかどうするの?子供って看護師が預かってくれたりすんの?ドライヤーは?

それ以外にもどれくらい痛いのかな?とか抑制すんのかな?点滴いつまで?

などなどなど。こんなこと時給万単位(しらんけど)の医者に聞く必要ないですよね。申し訳ないし、医者の代わりっていないし。誰でもわかることは看護師でも医師事務でも受け付けさんでもいいと思うんですよ。そして外来ナースがいまいちですね。基本関わると優しかったりするんですけど遠目で見てるとけっこうだるそうにしてるんですよね。

まあそれで術前検査を行って(レントゲン・心電図・採血)入院申し込みのところで色々な書類をもらいそこで子供のパジャマはレンタルできるかや、ドライヤーはあるのかや、キッズルームについて質問しました。その方は知らないことは笑顔で「申し訳ありません。わからないので病棟に聞きます。」ととても親切で、快く対応してくださりました。

私も本当に患者さんに対しての対応を気をつけよう、なんでも気軽に聞けるオーラを出して、どんなことを聞かれてもだるそうなどと思われないようにしようと思いました。(や、してないですけどね。)

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