息子の汚部屋を放っておいたら奇跡が起きた
つい先日のこと。オンライン授業を終えた息子(12)が、
「今から、デスクかたづける」
と急に宣言し、動きだしまして。
えーーー!っと、めちゃくちゃ驚きました。
だって、息子の部屋はいつも散らかっていて、机の上もノートやら教科書やら、ワケの分からんガラクタやら...とにかく雑然と積み重なっていたんです。常に!こんな感じで👇(注:参考写真です)
でも、私も完全放置だったワケじゃないんですよ。
いきなり「ひとりで片付けろ」というのも酷だから、分類&整理の方法を教えて一緒に片付けてきました。でも、1週間も経たず元の姿に...
一緒に片付ける ▶︎ ゴチャゴチャに戻る ▶︎ 一緒に片付ける ▶︎ またゴチャゴチャに
これを何度か繰り返し、その後は放置に決めました。
もう母にできることは全てやった...いつか必要に迫られ、自ら整理するだろう。もう彼の意思に任せよう、と。
●その日は突然やってきた
でも、まだまだ先だろうなぁ...と半ば諦め気味だったんですよね。整理する兆候は1ミリも見えなかったので(苦笑)
けれど、ある日突然その日はやってきました。
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ジャジャーン!こんなにキレイになった✨
え?まだゴチャついてる?
いえいえ、これでも以前の10倍きれいになったんです!
そもそも、私だって整理整頓はそんなに得意じゃないし、12歳男子の机ならこれで十分かな〜と思ってます。
こんな事なら、比較のために汚い状態も撮影しとけば良かったなぁ〜(笑)
●机を片付けたら、さらに奇跡が
お察しかと思いますが、机がアレですから部屋自体も完全なる汚部屋でした。
ノート、本、レゴフィギュア、ラジコンカー、ボードゲーム、衣類などが床に散乱し、部屋の奥に到達する通路を確保するのもやっと!(どんだけ...)
でも机をきれいにした翌日、部屋も片付け始めました。
一体なんでしょうこの変化は?!
まぁ本棚やクローゼットなど、整理整頓の準備は整えてあったので、彼の気分さえ乗れば片付くのは早かったですね。
やれば出来るじゃん!すごいすごい!と褒めまりました👏👏
そして、彼の口から出た信じられない言葉。
きれいになると、気持ちいいね!
それなーー!!(歓喜)
押し付けるのは嫌いだから強制したくないし、まして私が片付てしまうのはもっと違うな、と思ったんですよね。「部屋が汚いことのマイナス点に気づき、自主的に片付ける」その課程が大事かな、と。前にもそんな趣旨で記事を書きました👇
だから、彼が自ら整理する気持ちになったことがホントに嬉しい。その上予想外の発言、
「きれいになると、気持ちいい!」
まで飛び出して、これは奇跡が起きたと言っても過言じゃありません!ハハは汚部屋に耐えた甲斐がありました...(笑)
●片付けのスイッチはなぜ入ったか?
でも、ふと不思議になったんですね。あれだけ散らかってても平気だった息子、どこでどうスイッチが入ったんかな?と。理由を尋ねたら、
メカニカルペンシル(シャーペン)が見つからなくて、イヤだったから
だそう。なんと、片付けスイッチはシャーペンでした。やはり必要は発明のハハ!(違)
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人一倍マイペースな息子(12)ですが、こんな感じで少しずつ成長しています。ふと気付いたら、学校の勉強でも「分からない部分をクリアにする努力」を出来るようになったし、学びに対して以前より積極的にもなってきました。
これからも我が家は「紆余曲折して、自分自身で答えにたどり着くこと」これを大事にしていきたいなーと思います。
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