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[本]『両京十五日 1: 凶兆』『両京十五日 2: 天命』(馬伯庸)ハヤカワ・ミステリ
日々、目の前のことに追われている間にも、心を揺さぶられる出会いはたくさんあったので、せめてメモを残しておきたい。
『両京十五日 1: 凶兆』『両京十五日 2: 天命』
ハヤカワ・ミステリの記念すべき2000番と2001番。いやあ、もう先が気になりすぎて寝不足にはなるわ、電車は乗り過ごすわ、しながら、やめられない止まらない、の二巻一気読み。のめり込み度、2024年No.1!
(人名・地名だけでなく漢語にも全巻にルビがふってあるのも、とてもよかった! 読み進めるスピードが落ちないので)
華文ミステリでは『炒飯狙撃手』(張國立著、玉田誠訳)も主人公のスナイパーの状況がスリリングで一気読み。続編もあるようなので心待ちに。
『ミステリ・マガジン』3月号の華文ミステリ特集に陳浩基の短編が掲載されていたので即買い。そろそろ長編出ないのかしら・・・と恋しくなり、『13・67』をパラパラと読み重ねる。
そして、来月には、台北プライベートアイの続編『DV8 台北プライベートアイ2』も出るし、華文ミステリではないけれど、クリス・タッカーの新作『終わりなき夜に少女は』も出るし・・・ああ、楽しみは尽きない。