ふりいぺーぱー発行に際し

情報が多すぎる

多すぎてもう どれが正しいかとかわからないのは当然のことながら なにが面白いのかすらわからない

「自分の感受性くらい自分で......」の詩を引用する気もなくなるくらい

多すぎる

おもしろいものもつまらないものも 結局一瞬で流れていく

そんな無限消費ループからちょっとだけ抜け出そうと思った

とにかく

俺の創作は基本的に 人と人がつながったり「自分」を知ってもらったり

てっとりばやく社会と接点を持つためにやっているから

それだったら別にネットの大海原というか大泥沼にこだわる必要ないな って思った

俺の創作を 手で触る人がいる 直接目で見る人がいる っていうことにはものすごい価値があると思い込んでいるから

あまり深く考えずにふりいぺーぱーを刊行する

「印刷代」が思った以上にかかることに驚いている

印刷された文字を読めることの価値を考えている

ご笑覧いただけたら幸いです


おわり



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