機械と人間
こういう類のことはもう即時AIでできてまうんよね
「瞬発性」だったりシンプルに物語を繋げる「連続性」では太刀打ちができない
絵を描くことにも似た部分があると思っていて、「アナログにはアナログの良さがある!」といくら言ったところで、今のデジタル使えばアナログで描くのとすこしも遜色が無い絵を描けてしまう
物語に関していえば、相手と即興でお話を作る価値は、目の前にいる生き物に触れる(話す)ことで生じる摩擦(ストレス)を感じることにある。わたしも上手くできないし、あなたも上手くできないよね、っていう感覚を受け入れられれば、意外とそこから困難を突破する方法が見つかったりする。
でも、それが難しい😥
どうしても上手くやろうって、わたし自身も思ってしまう。
あと、一緒に思案する時間(空間)を共有できるのも面白いと思っている。人生の悩みについて他人に相談するとして、その時「相談をしている自分の身体」と「相談を聞いている相手の身体」からは逃れられないですよね。簡単にいえば、お互いに役割を演じる身体になってしまう。
物語というフィルターを通すことで、悩みに限らないけど、普段自分が考えたことのないテーマや状態について、一定の距離をとりながら俯瞰的に考えることができる。
物語というお皿の上で、わたしも一緒に考えてみることができる(それが求められているかどうかはさておき)
機械でなく人間がやる意味というのを突き詰めると、人間とはなんなのかっていう問いにたどり着く。
でもそれだとムズすぎるから、「わたし」とはなんなのか、「あなた」とはなんなのか、っていう問いまで解像度を上げてみる。
「わたし」でなければならない理由、「あなた」でなければならない理由が、79億種類あるはずで、表現を通じてそこに少しでもタッチできた時、自分のやってることに価値が生まれる(と信じている)