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中央競馬北海道開催 開催2週傾向調べてみた①

何を書けばいいのかわからず秋華賞後完全放置でした。

どうも、アカデミアです。


ずーっと考えてたのです。

何を書いたら人に読んでもらえるのか。


そして、競馬に関して自分は何を語れるのか。


そうだ、人がめんどくさがってやらないことを書けばいいんだ!!


というわけで、不定期ですが競馬に関するいろいろなデータを分析していければと思います。


初回は、2週前から始まった北海道開催の傾向について。


北海道開催とその他地域開催は芝が違う


これは競馬好きなら常識かもしれませんが、

初心者は何のことやらですよね?

大丈夫、自分もそうでした。


北海道開催の競馬でほかの地域と最も異なること。

それは、芝の違いです。


北海道で行われる中央競馬は、

札幌競馬場と函館競馬場が使用されますが、

どちらも”洋芝”のみが敷かれているのです。

洋芝は寒さに強いので北海道の競馬場に採用されているのですが、

野芝よりも水分を含みやすく丈も大きくなりやすい特徴があります。

人だって草が茂った林よりは公園のように刈り取られた芝の上のほうが走りやすいですよね。きっと馬も同じです。


芝が違うと何なの??


芝が違うと何が違うのか。

端的に言えば、ほかの競馬場よりもパワーとスタミナが必要になる。

ということでしょうか。

芝がほかの競馬場よりも長いですから、スピードには乗りにくいし走るのにいちいち力が必要です。そして、普段よりも道中にパワーを費やしますのでスタミナもほかの競馬場よりも必要といえるかもしれません。


競馬初心者の方でも一度は聞いたことがあるフランスで開催されるG1凱旋門賞。日本調教馬はまだ一度もこのレースを制することができていません。


その理由の一つに、やはり芝の違いがあると言われています。


洋芝は西洋芝ともいわれる通り、欧州の品種です。

ヨーロッパは結構緯度が高いですから、冬は寒いんですよね。

競馬場に使用されているのももちろん洋芝。そして日本の競馬場よりもふかふかの馬場。

日本の競走馬は、東京競馬場のように固く作られた馬場で結果を出せるような血統馬が多いので、真逆の馬場になる欧州では厳しい勝負になるんですね。

もちろんオルフェーヴルやナカヤマフェスタのように凱旋門賞で2着と好走した例もありますが、基本的に日本的血統は欧州馬場が苦手と判断できるのではないでしょうか。(がんばれニッポン勢!)

ちなみに今年はバゴ産駒のクロノジェネシスが凱旋門賞に登録していますね。バゴは凱旋門賞を制したフランスの元競走馬で日本で種牡馬となっています。欧州血統をもつ競走馬ですので日本勢初制覇が期待されています。


で、結局なにがいいたいの?


北海道開催って、もしかして欧州血統が走るんじゃね?

これが言いたいのです。


というわけでこの開催4日間の芝レースにおける、

1着回数、3着内回数を調べてみました!!


<1着回数TOP3>

1位 ハーツクライ/キングカメハメハ 3回

3位 キズナ/ドゥラメンテ 2回


<3着内回数>

1位 ハーツクライ 6回

2位 ロードカナロア/ディープインパクト/モーリス 5回

(5位タイ ドゥラメンテ/フランケル 4回)


1着回数、3着内回数どちらもTOPは先日種牡馬を引退したハーツクライ産駒でした! 

ハーツクライは父サンデーサイレンス、母父トニービンという良血馬。このトニービンが欧州の血統になります。産駒からすれば父母父ということで少し遠いのですが、結果を見るに欧州系の特徴を持つ仔が多いのかもしれません。


3着内回数の2位タイには、名種牡馬2頭とこれからの活躍が期待される種牡馬が入りました。ちなみにロードカナロアは1着回数1位タイのキングカメハメハの仔です。もしかするとロードカナロアの仔も北海道ではよく走る、なんてこともあるかもしれません。

また、モーリスは産駒が走るのは2年目でこの成績。父系にウマ娘でもおなじみグラスワンダーいます。父系にロベルト、母系にダンジグとゴリゴリの欧州血統持ち。 価値はまだありませんが、迷ったら買うのが無難かもしれません。


ちなみに全体だとこんな感じ



最後に



・北海道の競馬場は芝の種類が違う

・馬場が重いのでパワーとスタミナが必要かも。

・開催4日間では、ハーツクライ、ロードカナロア、モーリス産駒が好成績


2週ごとに更新していこうと思います。

次は騎手の成績とかまとめてみようかな。


北海道競馬開催4日 芝レースの勝ち回数、3着内回数一覧表は以下です。

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