芦原妃名子さんの自殺について思うこと。芦原作品に救われ続けてきた
この世から消えたい、をいつも止めてくれたのが砂時計という作品でした
なので先日の砂時計作者の芦原妃名子さんの自殺のニュースは衝撃的でした。
芦原先生の悲痛な投稿を見ていたからこそ余計に苦しくなりました。
砂時計には命を救われたし
Pieceもとても大切な作品
Bread & Butterでは夫婦のあり方について考えさせられ、離婚を考えるときにはいつも読んでいました
そして
セクシー田中さん
自己肯定感について、考えるようになったのはこの作品のおかげです。
自分を踏みにじられるような性体験
軽く扱われた経験
思うように進まぬ日々
1つ1つは小さなことでも
いつの間にか自分の中に積もっていき、
自分は価値のない人間だ。
と言葉にしなくても、ずっとしこりとして心を蝕んでいました。
でもセクシー田中さんを読み
自分を救うのは自分だというメッセージを受け取り、少しずつですが動くことができ思い込みを払拭することができ始めていました。
高校生の頃から芦原先生の作品は、その時その時に寄り添ってくれる大切なものでした。
今回のセクシー田中さんは
改めて芦原先生のことを大好きだと実感する作品となりました。
そんな中で起きた、この訃報に絶望しました。
なぜこのようなことが起きなければならなかったのでしょうか。
漫画のドラマ化について
漫画オタクとして、基本的にドラマ化作品は見ないようにしています。
それは今までの経験上、漫画と同じで嬉しい。と思うことが少なく不快になることが多いからです。
もちろん、原作がそのまま映像化していて素晴らしいものもあります。
映像化して知名度が上がり原作の売り上げが伸びるなら、作者さんが満足しているなら良いと考えていました。
なので今回、セクシー田中さんの単行本に芦原先生の想いが書いてあることは少し気になっていました。
ただ喜ぶだけではなく、
ドラマ化にあたって守りたいことが書いてあり
芦原先生の作品に対する想いを感じました。
でも、その想いは裏側で踏みにじられていたのです。
なぜ、このようになってしまったのか。
私は芦原先生のファンとして知りたいです。
ドラマ化する上で交わされた約束がなぜ破られてしまったのか。
なぜ芦原先生があのような投稿をしなければいけなかったのか。
自殺について扱う作品を描いた作者が
自殺を選ぶほど追い込まれてしまったのか
誰が悪いと攻めたいわけじゃない。
今回関わったテレビ関係者の方々には
ぜひ捏造されていない事実の公開をお願いしたいです。