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『数学ゴールデン』2巻を読んでみました

この漫画を読んだら、いつのまにか数学の勉強になっていました。

主人公の春一は、一人で黙々と数学の問題集を解いていた中学時代でしたが、高校では数学仲間ができ一緒に問題を解くという体験をします。
春一は「僕の一言でトークが広がっていく」といってドキドキしたり、「簡単な質問なのに考えすぎて変な間を作ってしまった」と反省したりで、私も学生時代そんな体験があり懐かしく、そして青く感じました。

2巻の中で印象的だったのは、数学の強敵と出会い切磋琢磨する中で春一がテスト中に覚醒して必殺技のようなものを編み出すことです。
自分が解いている方法を疑ってかかり、アプローチを変えて解き直す『先入観破壊(バイアスブレイク)』。
問題の入り口まで立ち戻り、問題の解き方の流れを読む『大局観(エンジェルポジション) ※3巻で発動』。
漫画らしくて最高です。

2巻では、こんな勉強ができました。(以下、内容のネタバレを含みます)

①パズル問題は色を塗ってみる

数学オリンピック対策講義で出される難問に苦戦する春一。ラスト試験で出されたテトリスの問題を解くことができなかった春一でしたが、お風呂に入っているときに壁面のタイルを見て解き方がひらめきます。そして本番でその発想が出なかったことを悔しむのでした。

問題はこのようなものです。
「4×5の20マスを、右の5つのピースでぴったり埋めることができるか」

正解は「できない」です。さて、なんででしょうか。

これはタイルを、市松模様柄に色を塗ってみると解けます。

このピースがどうしても、色が3:1になってしまう

色の数が合わないので、ぴったり当てはまることができません。
こんなパズルのような問題も数学なのですね。。
私の娘は積み木をやっているので、こういうの得意になるかもしれません。

②体積の測り方を見つけたアルキメデス

数学ゴールデンの単行本には数学にまつわるコラムが、話のあいだに入っておりそれも勉強になる内容が書いてあります。
2巻のコラムであったのが、体積の求め方を発見したアルキメデスの話でした。

アルキメデスは紀元前200年より前の数学者です。円周率や浮力を発見したすごい人です。彼はお風呂に入ったときに、あふれ出たお湯を見て体積を測る方法を思いついたそうです。体積とは、ある物体が 3 次元の空間でどれだけの場所を占めるかを表す度合いです。2次元の面積とは異なりやや複雑です。学生時代には体積の公式などもたくさん覚えた記憶があります。
球の体積とか、円柱の体積とか。もう記憶ないです。。
娘と一緒に勉強し直そうかな。。


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