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マリア・モンテッソーリの映画

皆様こんにちは!

日本で初公開となった、マリア・モンテッソーリの映画を見てきましたのでその感動を皆様にもお伝えしたく、記事をかきます!

モンテッソーリ教育をつくった、マリア・モンテッソーリの映画


マリア・モンテッソーリの映画

モンテッソーリ教育をつくった、マリア・モンテッソーリ。

彼女を形容する時、「イタリア発の女性医師」とか「モンテッソーリ教育の創設者」「天才」等、とにかく完璧な伝説の人物として神格化しがちです。

モンテッソーリはもちろん、本当にすごい人だと思いますが、実際には、イタリアで一番最初の女性医師でもないですし・・・(当時としては、珍しく、かなり少数の中の一人だったようですが)

モンテッソーリ教育だって、様々な人の研究結果をもとに、色々な人の協力の元につくっていったもの。

モンテッソーリがいとも簡単に、一人でモンテッソーリメソッドをつくりあげたとなんて考えてはいけません。

自分の子育てや私生活を犠牲にしながら、どれだけの苦労があったことでしょう。

マリア・モンテッソーリの映画の感想

私が思う、この映画のすごいところは、監督、リア・トドロフさんが、彼女を

「女性として恋もし、子育て、私生活への葛藤や苦悩のあった、弱い部分もある一人の人間」として描いてくれたところ。

マリア・モンテッソーリだって、生身の人間。モンテッソーリの名前だけが一人歩きするのは間違っていると思いますし、彼女の人間としての様々な側面を知りながら、モンテッソーリ教育や子育てについて、考えていくきっかけとなる映画だと思います。


リア・トドロフ監督


今回、日本初上映ということで、幸運にも、監督のリアさんとお話しする機会を頂きました。

監督リア・トドロフさんと私(あべようこ)

リアさんが、この作品を通じて伝えたかった事。

それは、例えば性別や障害の有無などに対して、包括的であろうとする意欲にかけている、今の社会に、問いを投げかけること。

男性なら、責任ある仕事をするため、家庭も顧みずに打ち込み業績を残すこともありますよね。

女性だって、何かを達成するためには、時には自分での子育てさえもあきらめなくてはいけないときもある。

それは、絶対にいけないことなのでしょうか?

モンテッソーリは自分で、息子のマリオの子育てをしませんでしたが、その後にとても良い親子関係を構築し生涯を仕事のパートナーとして歩みました。

それでも、人からは、マリオを自分で育て、モンテッソーリ教育を作らない方が、よかったと言われたりしなかったでしょうか。

監督リア・トドロフさんと私(あべようこ)

マリア・モンテッソーリについて、その人生や歴史についてまだまだ知らないこともある、そんな風に思いました。

本当にこんな映画をつくってくれた監督や関係者には感謝の気持ちです。

見どころは、他にもいろいろありますが、個人的には障害児たちの演技です。本当に素晴らしいかった!!!

マリア・モンテッソーリ(原題:新しい女性)

この映画はリア・トドロフ監督によって、2023年にフランス/イタリアでつくられた作品です。日本ではおそらく来年公開になるようです!

すぐに見たい方行ける方は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で御覧頂けます。

それ以外の方は、是非是非、一般公開を楽しみに待ちましょうね♪

マリア・モンテッソーリ映画 予告編

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0-12歳モンテッソーリ教師 あべようこ

モンテッソーリファーム 代表

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ひらけ!モンテッソーリ小学校

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0-12歳モンテッソーリ教師 あべようこ
子育て中のママパパに役立つような情報を書いています。 これからも頑張りますので応援お願い致します!! 保育士、モンテッソーリ教育資格者(0-12歳)、おもちゃコンサルタント、おむつなし育児アドバイザー。