日本の子ども達の未来のために、一緒に働きませんか?
皆さんこんにちは、0-12歳のモンテッソーリ教師資格を持つ、あべようこです。
私は現在自分の代表をつとめているモンテッソーリ教室、モンテッソーリ・ファームで、モンテッソーリのエレメンタリーガイド(小学校教師)として働いています。
今年(2022年)6月にオープンし、今では、一般の園や学校に行きながらもモンテッソーリ教育を必要とする子ども達に幼稚園、保育園、小学校の後や週末、長期休暇に通っていただいています。
子どもたちの生き生きと活動する姿や、笑顔を見るのはとても嬉しいことです。本当に、この職業についてよかった!モンテッソーリ・ファームをひらいてよかったと心から思います。
でも、モンテッソーリ・ファームは、単なる教室ではありません。
日本に児童期以降のモンテッソーリ教育を普及させ、発展させていくというミッションをもっています。
そして、私の中では将来モンテッソーリ小学校を開く際のモデル校、実践校として位置づけています。ここでの実践や積み重ねがきっといつかモンテッソーリ小学校を作るために実を結ぶと、信じています。
でもそれも、少ない人数の力ですることは到底不可能です。
現在、私と想いを共にして、モンテッソーリ・ファームを支え、成長させてくださるスタッフを募集しています。
少しでも興味のある方は是非以下の記事をご覧ください。
人生をモンテッソーリ教育に捧げようと決心したそもそもの経緯
私はこれまでに16年以上モンテッソーリ教育に関わってきました。モンテッソーリ教育のクラスでの実践や普及はもちろんですが、日本の子ども達の未来のためにモンテッソーリ小学校をつくり、増やし、求めている日本中の子どもたちに届くようにすることが、今の自分の人生のミッションと感じています。
まず、なぜ私がここまでモンテッソーリ教育にのめりこんでいったのかを少しだけお話しします。
最初は、私にとって少し敷居が高いと感じていたモンテッソーリ教育でしたが、クラスや家庭で子どもが変わる、という体験を何度もしました。
だから魅せられた理由は『子どもが(良い姿に)変わる!!!』という、もうその一言です。
子ども達が、クラスに来る前以上にキラキラ輝いて幸せそうになりました。満ち足りた表情を見ていると、モンテッソーリ教育ってとてもいいものだな、と感じましたし、どんどん魅せられ、深みにはまっていきました。3-6歳に加えて0-3歳のモンテッソーリ教師資格も取得しました。
0-6歳のモンテッソーリ教育は素晴らしいけど・・・~疑問~
その後、幼児期のモンテッソーリ教育と関わってきましたが、常に幼児期以降はどうなってしまうの?という疑問がありました。日本ではほぼ「モンテッソーリ教育は6歳で終了」という考え方が主流のように感じました。
でも、海外でモンテッソーリスクールを視察すると、普通にモンテッソーリの小学校まであって、「おかしいな」と感じました。
人間の成長には個人差もあり、そして切れ目なくずっと続いていくのですから、卒園と同時にプッツリと「今日でこの教育終わり」ということに疑問を感じました。小学生になっても子どもたち自身が学び方を選べればよいのに、と強く感じました。
3年間かけてアメリカで猛勉強!
そこで、それはもう大変な思いをして、アメリカでモンテッソーリ小学校のトレーニングを受けました。
想像を絶するトレーニングでしたが、「モンテッソーリ小学校で働く!」という強い想いで莫大な数の宿題と、難関の試験を乗り越えました!
でも、卒業後に私を待っていたものは残念ながら失望でした。日本に児童期以降モンテッソーリ教育を受けられるところが(ほぼ)なく、日本語でモンテッソーリ小学校教師として働くところが見つかりませんでした。
こんな想いをして、資格を取得したのにも関わらず、日本という島国に、まだモンテッソーリ小学校がほぼないのです。とても悔しく涙を流す日々でした。
そこで、2021年にクラウドファンディングを行って、モンテッソーリ小学校を目指すために、まずモンテッソーリ小学校教育を受けられる教室、モンテッソーリ・ファームが誕生したのです。
モンテッソーリ・ファームが3歳から受け付けている理由
当初、部屋の広さから考えて小学生専用の教室にしようかと思って準備をしていましたが、(クラウドファンディングの準備期間にモンテッソーリ・スクール・オブ・トーキョーで働き始め、当時小学校低学年クラスの担任をしていた時の経験から)その前の幼児期の大切さをひしひしと感じ、幼児クラスも併設することしました。
児童期は幼児期の土台の上にあります。6歳になっても、幼児期の活動が必要な子どももたくさんいます。
そこで誕生したのが、幼児と児童のクラスが見えない壁で区切られ、児童も自由に幼児のクラスに出入りすることができるモンテッソーリ・ファームの環境です!
現在の課題
さて、小学校の先生として働くためにここまで何年も頑張ってきた私が今、私が感じている一番の課題は「モンテッソーリ・ファーム」の運営や授業準備に多くの時間を費やし、肝心の「小学校化」にむけての時間が十分に確保できないことです。
モンテッソーリ・ファームに通ってくださっている生徒さんのために時間を費やすことは本当に喜びです。自分にとっての「日本語で、日本の子どもたちにモンテッソーリの小学校教育を行う」という夢が叶った瞬間であり、子どもたちは、本当に素晴らしいと常に感じています。
季節講習の際には、北は青森や秋田から、南は福岡から参加してくださる方もいて、モンテッソーリの小学校を必要としている人が日本全国にいると痛感しています。
他にも一般の小学校に行ったけれど馴染めない子どもや、モンテッソーリの小学校に通いたいと思っている子が、日本全国に想像以上に多いのだと感じています。
でも、本当に小学校をつくるためには、日本語の教材を開発したり、学習指導要領にあうように内容のよみかえをしていったり、モンテッソーリの小学校資格を持つ先生を増やす活動をしたり、土地や協力者や支援者を探したり、政治家の方に会ったり、他の教育や実例など様々な研究をする必要があります。
今、私に必要なものは「時間」です。自分のするべきことに注力し、少しでも早く小学校をつくりたいと願っています。
そして、だからこそ、想いを共にして、モンテッソーリ・ファームを支え、共に成長させてくださるスタッフを必要とし、現在募集しています。
以下の募集記事は「3-6歳のモンテッソーリ教師」に限ったものですが、モンテッソーリ教師資格がなくても、想いと夢を共有し、私のことをサポートしてくださるアシスタントも募集します。
https://montessori-farm.com/news/192/
ご興味のある方は是非、モンテッソーリ・ファームの求人記事からご連絡をいただければ幸いです。
それでは、皆様2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
モンテッソーリ・ファーム
代表 あべようこ