ストーリーマンガの描き方〜アイデアの出し方からシナリオ・ネーム・仕上げまで〜
「マンガの描き方」本には、「マンガを描き上げるまでの工程」というものが必ず書かれています。
ーーーーーーマンガを描く工程ーーーーーーーーー
アイデアを考える。
自由な発想で面白いアイデアを出そう。
↓
プロットを書く
アイデアを元にストーリを組み立てよう。
↓
ネームを描く。
まとまったストーリーを、絵にする作業です。
大雑把でいいので絵とセリフをコマの中に描き込んでいきましょう。
これをコマ割りと言います。
↓
下描きをする。
ネームを元に、原稿用紙に下絵を描きます。
↓
仕上げ作業をする。
ペン入れをして、トーンを貼り、原稿を完成させます。
これらの文章に、それぞれの作業工程の写真が添えられて簡単に説明されているのが一般的です。
これを見て「よし分かった!」とマンガが描けるようになるならなんの苦労もありません。
アイデアってどうやって出したらいいんだろう?
ストーリーってどうやって考え、組み立てたらいいんだろう?
ネームを描くとき、どうやって描いたらいいんだろう?
ここの部分こそマンガを描こうとしている人が知りたい事だろと思うのですが、そういう解説をした教本はほとんどありません。
なぜならば、おそらくここの部分は文章化して解説することが非常に難しい部分だからだと思います。
極端な言い方をすれば「君たちが自分たちで考える所だからね」と、描き手に振ってしまわざるを得ない部分なのだと思います。
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