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71歳・考えるマンガ脳

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71歳になった私のマンガ論。 22本の記事です。 若い時には思った事もない考え方が生まれてきて、大変興味深いです。
マイナーな児童マンガ家が体験してきたマンガ論です。 一部の人にしか興味を持てない話なので、ごく一部…
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#マンガを描くのが好きな人

第1回  いつから「がんばる」事ができなくなったのか

私の仕事にはメインとなる二つの柱がありました。 1つはマンガに関する仕事。 マンガ専門学…

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第2回  「マンガ家になりたい人」と「マンガを上手になりたい人」がいる・・という…

世の中には「マンガが上手な人」がいます。 「うまいなぁ、面白いマンガを描くなぁ」と感心し…

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第3回 「なぜYouTubeを始めたのか」

2018年頃のことです。 一度YouTubeで「マンガ表現」の授業のようなものを作ってみようと、2本…

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第4回 「マンガを楽しく描き続けられるのは才能」だと思っていた

長い間講師をしていると、意外な事に気が付きます。 「楽しそうにマンガを描いている人」は「…

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第5回「誰でもマンガ家になれる時代」という考え方

私が「マンガ家になりたい」と思ったのは17歳・高校生の頃。 今から53年前という大昔の話です…

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第8回「チョコボのマンガ家になりたいというファンレター」からつながる「二次創作に…

ファンレターをもらうことは少なかった私でしたが、「チョコボのふしぎものがたり」の連載が始…

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第9回 「仮面ライダーSD・疾風伝説」は「仮面ライダー」ではないという話

「仮面ライダーSD・疾風伝説」は、マンガ家として新連載を始めた初作品です。 登場するのは「仮面ライダー」のキャラクターですから、「原作:石ノ森章太郎」となっていました。 私自身も連載中は「オリジナルマンガを描いている意識」は弱く、「仮面ライダー」の二次創作ものを描いているようなものなのかなぁ・・という感覚でした。 ところが「二次創作」だとしたら「オリジナルものを尊重していない」作品になっているかもしれないと最近思ったのです。

第10回「なぜマンガ家になりたいの?」という話

マンガ家志望者の皆さんは、「なぜマンガ家になりたいのか」との質問にどう答えるでしょうか・…

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第11回「画力」と「作画力」の違いの話

「画力」って「適切な絵が上手に描ける」と大雑把に考えていました。 人物であれば「プロポー…

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第12回「どうすればマンガ家になれるのか」という話

「マンガ家になりたい人」は「マンガを描くのが好き」なのが普通だと思っていました。 なぜな…

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第13回 12歳から71歳までの「絵の変化」

最初に影響されたマンガがスタートラインとなり、やがて自分の絵柄は固まっていき、個性的なタ…

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第14回 「ダメ出し」は誰でも言える。

マンガ持ち込みの際に編集者に言われる代表的な9つの講評は次の通り。 ①読みにくいマンガ②…

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第15回 「縦スクロールマンガ」はマンガの進化???

一時期「縦スクロールマンガ」の時代が来ると大騒ぎされたことがあったようですが、そうなった…

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第16回「マンガ界に馴染めなかった私」の話

マンガを描くのが好きで、私はマンガと共に生き続けています。 40歳になって初めてマンガ家として本格的にデビューすることができ、連載し単行本を出すことができた私です。 マンガ家として活動していたのだから、「マンガ界に馴染めない」とはどういう意味なのかと疑問を持たれると思います。 マンガ家としてデビューし連載を始めたら、「マンガ家としてレベルアップ」を意識するのが当たり前だと思います。 (単純な言い方をすれば「売れるマンガ家」になりたい・・ということです) 読者の支持を受