【世界の縮図】マギのレビューと感想
今回マギのレビュー・感想を掲載しております。すべて読んだ上で本気のレビューしていますので、漫画買うべきかの参考にしてください。
漫画大好き32歳の漫画レビュー君です。年間60万円以上漫画にお金を費やしてる漫画オタクです。「批判するなら全部読んでから言え!」をモットーに漫画レビューをしていきたいと思います。
マギの本気レビュー
総合評価:8.2/10点
ストーリー性:8.2/10
世界観:9.0/10
キャラクター:7.6/10
※評価は主観的評価です、漫画レビュー君のコンセプト・評価基準についてはこちらの記事を確認してください。
思想と思想のぶつかり合い
ふと友人の勧めからずっと読まずであった人気漫画「マギ」をこの年末年始読んだ。
最初の1〜10巻あたりまでは少年漫画を読んでるようで「まあ楽しいか」って感じで読み進めていた。
ただ終盤にかけて、どうやらこれは少年漫画じゃないな?と
思想と思想、主義と主義、政治と政治、正義と正義、人と人、白と黒、右と左の違うもののぶつかり合い。
まさに今のグローバリズムとナショナリズムのように世界の縮図をマギで感じられる。
いつも通りあらすじを紹介したいところだが、非常に複雑なのでマギ 相関図と検索していただければ詳しく分かるので、簡単に紹介する。
というのがマギをギュッとさせたあらすじだ。
「おい全然マギの説明できてねぇよ」と言われそうだが、重要なネタバレをしないのがこのnoteの信念なので許して欲しい。
マギ序盤はこの漫画の重要な要素ルフ、ジン、マギとはなんなのかを説明。
中盤は社会主義vs資本主義の彷彿させる国それぞれの思想のぶつかり合い。
終盤は思想とはなんなのか?世界とはなんなのか?運命とは神が定めたレールなのか?かなり哲学に踏み込んだストーリーになっていく。
なんか難しそう、読むの疲れそうと思うかもしれないが、そこは漫画の良いところ。 魔法、キャラクターなど漫画の要素があるためサクサクと読むことができる。
世界なんてない
マギを読んでみて感じたのが、自分の意思の無さ(笑)
あーシンドバットさんの言う世界いいなと思ったり、煌の国の皇帝紅炎のいうことも正しいなと思ったりと自分の意思が揺れ動かれた。
自分の考えてることは外部の影響であって、己の意思なんてないかもしれないとか色々考えさせられる漫画。
まあ漫画レビュー君は漫画がみんなが幸せに読める経済的、時間的余裕のある世界であればいいなあと浅いことしか思ってません。笑
マギの序盤読んでる時は「あーこんな感じね、ふむふむ。まあ子供向けかな」って感じで読んでたのが「今の資本主義、民主主義の崩壊したらこんなことになるのかな」とか全く違う感想になる。 やっぱり漫画ってすげーな。
マギのあらすじ
砂漠を旅する少年アラジンが、とあるオアシス都市で出会った2人の女性ライラとサアサ。2人は、野菜や果物を行商するキャラバンの仲間で、ライラにとってサアサは砂漠で行き倒れていたところを助けてくれた大事な友だちでもあった。だが、ライラは元・盗賊団の一味であり、思わぬことからそれがバレて、キャラバンから追放されてしまう。1人取り残されたライラに、アラジンは…? ※amazon参照
マギの基本情報
漫画名:マギ
作者:大高 忍
ジャンル:ファンタジー
巻数:37巻(完結済)