【恋愛タイムリープ系】8月31日のロングサマーの漫画レビュー・評価
今回8月31日のロングサマーのレビュー・感想を掲載しております。すべて読んだ上で本気のレビューしていますので、漫画買うべきかの参考にしてください。
漫画大好き32歳の漫画レビュー君です。年間60万円以上漫画にお金を費やしてる漫画オタクです。「批判するなら全部読んでから言え!」をモットーに漫画レビューをしていきたいと思います。
8月31日のロングサマーの本気レビュー
総合評価:8.0/10点
ストーリー性:6.5/10
世界観:8.0/10
キャラクター:9.0/10
※評価は主観的評価です、漫画レビュー君のコンセプト・評価基準についてはこちらの記事を確認してください。
繰り返される夏休み最終日
見出しだけみると「涼宮ハルヒの憂鬱」を彷彿するかもしれない。8月31日のロングサマーという漫画も夏休みの最終日が繰り返されるのだ。
「今日もループしてるね」という高木さんの言葉から「ああ今日も8月31日だ」という鈴木くんの言葉から8月31日のロングサマーの物語はスタートする。そう、鈴木くんと高木さんだけは記憶以外はすべて8月31日の夜中0時に戻ってしまうのだ。もちろん、お金も髪の長さ、メール履歴などすべてが元に戻るのだ。
鈴木くんは地元のテレビ中継に目をつけ、毎日違う洋服でテレビに映ることで、だれか自分と同じようにタイムリープしている人はいないかと呼びかけた。その結果高木さんが見つかった。
二人はそこから毎日会うようになった。
鈴木くんによれば鈴木くんの未練がこのループを起こしてるらしい。実は鈴木くんこの夏にある課題を自分自身に与えていた。
それが「彼女を作って童貞を捨てる」という目標だ。
鈴木くんは長身でイケメンであるものの女性の気持ちがわからず、鈍感で所謂変人である。
例えば日差しが強い日には紫外線から女性を守るために、となりに立ち日傘をさしたりなど、かなりイタイ男である。
「坂本くん」という漫画の主人公みたいに変人なんだけど、なんかダサ格好いいというイメージだとわかりやすい。
高木さんは最初はそんな鈴木くんのことを引いてたものの、彼の優しさに惹かれ徐々にお互いの距離が縮まっていく。そんな物語が8月31日のロングサマー。
8月31日のロングサマーの魅力的なところは鈴木くんの愚直さだ。
漫画レビュー君的に恋愛の奥手な一向に前に進まない恋愛ストーリーが苦手だ。
しかし、ロングサマーの鈴木くんはとても真っ直ぐで素直なため、「好き」をしっかりと高木さんに伝える。恋愛の進捗具合もグダグタしてない。そんな真っ直ぐな恋愛漫画であるところが好ポイント。
すべて元に戻るからできる展開
通常学生恋愛漫画とは合宿や修学旅行、通学、文化祭などになぞってストーリー展開していくが、8月31日のロングサマーのストーリー展開はタイムリープをうまく利用している。
どうせ記憶以外元に戻るなら貯金はたいて旅行いったり、お酒飲んじゃったり、ホラー映画みたりなどのイベントが発生させることができ、1日1日1話1話に深みや面白さを出すことができる。
その結果飽きずに8月31日のロングサマーを読み進めることができる。
8月31日のロングサマーを読んでいると、自分が好きだった人と自分だけがタイムリープしたらどんなことするんだろう?とか、あんなことしたいなとか妄想を掻き立ててくれます。
8月31日のロングサマーのあらすじ
何度も繰り返す8月31日の中で出会った高校生の二人・鈴木くんと高木さん。記憶を繰り越せるのは二人だけ。タイムループの原因として考えられるのは、鈴木くんが夏休みにやり残した、男子最大の目標…。
恋と真っ向から対峙する、青春タイムループコメディ!
※Amazon参照
8月31日のロングサマーの基本情報
漫画名:8月31日のロングサマー
作者:伊藤一角
ジャンル:恋愛、タイムリープ
巻数:(完結済)