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【最強の殺し屋が中学生に!?】キルアオの漫画レビュー・評価
今回キルアオのレビュー・感想を掲載しております。すべて読んだ上で本気のレビューしていますので、漫画買うべきかの参考にしてください。
漫画大好き32歳の漫画レビュー君です。年間60万円以上漫画にお金を費やしてる漫画オタクです。「批判するなら全部読んでから言え!」をモットーに漫画レビューをしていきたいと思います。
キルアオの本気レビュー
総合評価:7.0/10点
ストーリー性:7.0/10
世界観:6.0/10
キャラクター:7.5/10
※評価は主観的評価です、漫画レビュー君のコンセプト・評価基準についてはこちらの記事を確認してください。
殺し屋ファンタジー!
黒子のバスケの作者藤巻先生の待望の続編がついに登場。その名もキルアオ。
前作のスポーツ漫画と打って変わり今回はファンタジー殺し屋モノであり、藤巻先生の作品の幅広さが伺えます。
あらすじを簡単に話すと、伝説の殺し屋大狼十三(おおがみじゅうぞう)がある依頼をこなした後、家のバルコニーで一服してると蜂に刺された。
すると身体が縮み子供の姿に!(某探偵マンガみたいな言い回しになってしまった)
ボスに殺し屋を休業しようかと告げようとしたところ、中学校に通うように依頼された。
いまさら中学校に通いたくない大狼だったが、通ってみると勉強の楽しさに目覚め、学校に通うのもまんざら悪くないと思い始めたところ、中学校でもさまざまな事件が発生し、殺し屋とバレないように事件を解決していくのが大まかなストーリーだ。
序盤はオムニバス的にストーリーを展開するのだが、キルアオのメインのストーリーは蜜岡ノレンから情報を聞き出すことだ。
実はノレンは大手製薬会社の社長の愛娘で、どうやら大狼が刺された蜂の開発会社だとされている。ある時ノレンの親からとんでもないニュースが流れる。
ノレンの婚約者に会社を継がせるというのだ。大狼は元嫁も娘もいるので、全然乗り気ではないがノレンから情報を聞き出そうする。
もちろん大手製薬会社の跡取りを狙うものが現れ大狼とバトルになったり、若返りの薬を裏で知った他の殺し屋たちもノレンを狙う。
さて今後大狼の行方は!? って感じが大まかなあらすじ。
最近殺し屋系のマンガが多いので、スッとこの世界観に溶け込める漫画レビュー君です。 感覚はJ↔MとSPY×FAMILYを足して2で割ったような感覚のマンガ。
流石は黒子のバスケの藤巻先生だけあって絵は抜群に上手い。人物、アクションシーンなど臨場感をしっかりと描けており飽きずに読み進めることができる。
出てくるキャラクターも一人一人個性があり、漫画において勝手に私が重要視している「キャラクターへの共感」もしっかり感じさせてくれる。
少しこじつけたストーリー性だが、ストーリーの展開もスピード感があって読みやすい。
ヒロアカ、呪術が連載終了するなかジャンプの代表作になるかは今後の展開に期待。
テニプリ感
個人的に少し残念だったのが、黒子のバスケのときも同じ気持ちになったがファンタジーに振り切りすぎてるところです。大狼が狙撃の天才なところは全然許せるのですが、中盤あたりから人間じゃ考えられない特殊能力を持った敵が現れたりして、話の展開的にドンドンそういった方向性になるのは間違いないかと思う。
黒子のバスケも最初は「まあ現実のバスケでもありえるか」程度だったところから「流石にこれはありえないだろぉ」というところまでバスケがファンタジー化していく。
漫画レビュー君は世界観がリアルな舞台を用意してる時はリアルな描写を好むので、あくまで個人的な意見として捉えてほしい。
ストーリー、キャラクターだけで十分面白い展開だったので「ファンタジーに行ったかぁー!」と思ってしまった。泣
しかし、テニプリ、黒子のバスケのようなファンタジー感が好きな方はキルアオはおすすめです!
ただ黒子のバスケやテニプリと違い、今回のキャラクターは腐女子人気を掻っ攫うというかというと違う気がします。
キルアオと似た漫画
上記でも少し述べましたが、キルアオの雰囲気は殺し屋と少女が入れ替わる「J↔M」と大人気漫画「SPY×FAMILY」を足して2で割ったような感じ。読んでる時の高揚感、安心感は似てるような気がします。
またキルアオのファンタジー感が似ている漫画はテニプリや藤巻先生の前作の黒子のバスケあたりが似ていると言えるでしょう。
キルアオのあらすじ
伝説の殺し屋と呼ばれる39歳の男・大狼十三は、謎の蜂に刺されたことにより中学生の姿になってしまう[1]。組織のボスの提案で中学校に通うことになるが… ※Wikipedia参照
キルアオの基本情報
漫画名:キルアオ
作者:藤巻忠俊
ジャンル:青春、アクション、ファンタジー
巻数:〜7巻(連載中)