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70歳の私がAI漫画で出版!挑戦から学んだ「愚直にやり通す力」
はじめに
今年で70歳になる私が、自ら漫画を出版するなんて、数年前の私には想像もできませんでした。
それが現実になったのは、AI漫画帝国との出会い、そしてその中で、カンさん、たいきさん、磯野さんという三人の絶妙なサポートを受けたからです。
「マンガでわかる!プロジェクトを成功させる令和のリーダーシップ論」という作品は、私が経験した地域のプロジェクトを題材にした漫画です。
この作品を通じて、失敗をどうチカラに変え、リーダーとしてどのように行動すればいいのかを伝えることを目指しました。
そして出版を通して感じたのは、評論をしないこと、愚直にやり通すことの大切さでした。
今回の挑戦を通じて見えてきた景色と、その裏にある三人のサポート、さらに学んだことをお話ししたいと思います。
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AI漫画帝国との出会い
AI漫画帝国を知ったのはSNSがきっかけでした。「AIを使えば漫画制作が可能」「初心者でも出版までサポート」というフレーズが私の目に留まり、これなら自分もできるのではないかと思ったのです。
しかし、最初は躊躇しました。
70歳になった自分が漫画制作に挑戦して良いのだろうか。時間も体力も限られる中で、続けられるのだろうか。
でも、心の中で「やらない後悔より、やる後悔だ」という声が聞こえました。
その一歩が私の新しい挑戦の始まりでした。
ダメ出しがくれた本気のサポート
漫画制作は初めての体験でした。プロット作成、キャラクター設定、ストーリー展開など、全てが手探り状態。最初は自信満々で提出した原稿も、磯野さんをはじめとするスタッフの方々から数回のダメ出しをいただきました。
「キャラクターの手が崩壊してます」
「会話として成り立っていません」
「このシーン、読者目線だとわかりにくい」
正直、最初は落ち込みました。しかし、ダメ出しをもらうたびに、これは私の出版に本気で向き合ってくれている証拠だと感じました。
その感覚が、私を奮い立たせ、磯野さんのフィードバックを愚直に実行する原動力となったのです。
「令和のリーダーシップ論」を形にする挑戦
今回出版した書籍「マンガでわかる!プロジェクトを成功させる令和のリーダーシップ論」は、私自身の経験をベースにしています。
私が群馬県のある市にある人口30,000人弱のある地区、筆頭自治会長として携わった夏祭りのプロジェクトでは、コロナ禍で4年間中止されていた祭りを、たった400人の動員から5000人超規模へと復活させました。
しかし、このことが成功したようで、実は失敗をしていたのです。
私は若いころ、東京の有名どころの祭りで神輿を担いだり「群馬といえば桐〇まつりの〇木節」などある意味「まつりバカ」だったのです。
ただ、祭りは踊りだけじゃない…というこだわりがあったので、いかに子どもたちを巻き込むかにフォーカスしました。
それまでの祭りは、子どもたちに参加するようお願いするだけ。でも昨今の子どもは塾や習い事、部活に忙しい。
そこで思いついたのが「子どもが参加する理由をつくってあげる」ということでした。
いいことを思いついたと自画自賛、でもこのことがフィードバックを炎上させる原因になったのです。
理由は、きめ細やかな確認を怠ったこと…です。
作品の中で特に伝えたいのは、「失敗を恐れず、そこから学び続けるリーダーシップ」の重要性です。リーダーとしてどう行動すればチームを成功へ導けるのか、漫画という形でわかりやすく表現しています。
復活までの経緯を知りたいというKindleレビューやたくさんの声もあるので、この顛末についてはあとで公開しますね。
その過程で痛感したのが、「失敗をチカラに変えるリーダーシップ」の重要性です。
本書では、失敗を「終わり」ではなく「過程」として捉え、そこから学びを得て次に活かす方法を科学的ハックとして分かりやすく漫画で解説しています。
特に、自分自身が行ったリーダーシップで心がけたのは以下の3点でした。
目標を共有する
チームが一つの方向を向いて進めるように、目標を明確にし、何度も確認しました。失敗を共有する
トラブルが起きた際には、隠さず共有し、全員で解決策を考える場を作りました。小さな成功を祝う
プロジェクト中の小さな成功を積み重ね、チームの士気を高めました。
これらの実践が、「令和のリーダーシップ論」の骨子になっています。
失敗をチカラに変えた前橋育英高校サッカー部、山田監督。
第103回全国高校サッカー選手権大会で、我が群馬県の前橋育英が
1月13日の決勝で流通経済大柏高校をPK戦で破って、2度目の全国制覇を果たしました。
今では名将と呼ばれる山田監督ですが、ある大会で準々決勝にすすみ、準決勝までの数日を地元群馬に帰って調整したことがあったそうです。
その時、選手たちは家族や友人に囲まれ、まるで優勝しかのような笑顔で過ごしたそうです。しかし、すっかり緊張感から解放された選手は、数日後の準決勝で力を出し切ることなく破れました。
「なぜ、地元に帰ってしまったのか」と監督は後悔し、次にベスト8まで勝ち上がったなら、「この失敗だけは絶対にしない」と心に決めました。
そして今回、その失敗を種にして1週間ほどあった準決勝への日々を静岡県での合宿という形にして、普段通りの練習をして優勝を手にしたのです。
あの時の失敗がなかったら、史上まれにみる大接戦を制することはできなかったかもしれません。
出版への道のりと3人のトライアングルサポート
AI漫画帝国では、カンさん、たいきさん、磯野さんの3人が、それぞれの専門性を活かしてサポートしてくれました。この3人のバランスが絶妙で、私が出版までやり遂げられた理由の一つです。
磯野さん:構成とフィードバックの達人
磯野さんは漫画制作の指導役として、ストーリー構成やキャラクター設計にアドバイスをくれました。
最初に提出したプロットは、「このままでは読者に響きにくい」とダメ出しされました。
そのフィードバックに沿って修正を重ねるうちに、作品が徐々に形になっていくのを感じました。
例えば、キャラクターのセリフが単調だったとき、「もっと感情を込めるようなセリフ回しにしてみましょう」とアドバイスをもらい、試行錯誤しました。
その結果、キャラクターが生き生きと動き出したのです。
カンさん:メンタルとディレクションの支え
カンさんは、制作全体のディレクションを担いながら、私のメンタル面もサポートしてくれました。
ときには優しく、ときには適格に指摘してくれる彼のアドバイスは、まるで心の指南書のようでした。
また、ゴールに向けてどう進めるべきかを明確に指示してくれたことで、迷う時間が減り、効率的に進められました。
たいきさん:実務と出版までの頼れる伴走者
たいきさんは、出版プロセス全般を担当。スケジュール管理から販促のアドバイスまで、出版に向けた実務を徹底的にサポートしてくれました。
「出版のためにはこうした方がいい」という提案が的確で、彼のアドバイスをそのまま実行することで、無事に出版のゴールにたどり着けたのです。
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「愚直にやり通す力」で見えた新しい景色
今回の出版で、何度も立ち止まりたくなる瞬間がありました。
それでも、「愚直にやり通す」という気持ちを持ち続けたのは、三人のサポートがあったからです。
ダメ出しを受けるたびに、「これは自分にとっての成長のチャンス」と前向きに捉えられるようになりました。爺でも成長するのです。
そして、完成した作品を手にした瞬間、今までとは違った景色が広がりました。
作品を通じて読者の反応を得たことで、「自分の挑戦が誰かの役に立った」という感動を味わいました。
多くの人から「面白かった」「学びになった」という感想をいただき、この挑戦が報われたと感じました。
表紙デザインで生まれたプロの仕上がり
表紙は磯野さんが手掛けてくれました。プロフェッショナルなデザインは、私の想像を遥かに超える完成度でした。
シンプルながらも読者を引き込む力があり、「この表紙なら手に取ってもらえる」と自信を持てました。
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3期生の皆様へのメッセージ
出版を通じて感じたのは、「挑戦に年齢は関係ない」ということです。そして、何かに挑戦するには、一人ではできないことが多いということも学びました。
AI漫画帝国の3人のサポートがなければ、私はここまで来られなかったでしょう。
70歳の私でもできたのだから、あなたにもきっとできます。
「やってみたい」という気持ちがあるのなら、その気持ちを信じて、一歩を踏み出してみてください。きっと新しい景色が広がるはずです。