浅間山・子持山登山 (群馬県)
はじめに
2022年2月上旬、寒波が訪れる直前に、急遽登山に出掛けました。
この日以降は降雪が続くと予報されていて、雪山登山の装備を持っていないので、積雪があると登山がしばらくは出来なくなると思ったので、その前に出掛けることにしました。
浅間山 (1,088m)
同じ漢字でもっと有名な山がありますが、こちら「せんげんやま」と言います。実は「せんげんやま」も日本にいくつかあるようです。日本の山の名前はややこしいですね。
浅間山は子持山の隣にある山です。ルートによっては子持山登山の途中で通過する地点になります。木に囲まれているため見晴らしはあまりよくありませんでした。
子持山 (1,296m)
いくつもルートがあり、昨年には最も簡単なルートから登ったことがあります。今回は子持神社の登山口から出発しました。神社より先にもいくつか登山口はあるのですが、道路工事中で、通行禁止でした(2022年2月情報)。
ルート
ルートは稜線をたどる、【尾根めぐりコース】をゆきました。
子持山若人のみち駐車場(10:15)
子持山神社 登山口 スタート(10:30)
ソゲ石(11:05)
仏岩(11:30)
浅間山(12:15)
子持山(13:20)
子持山神社 登山口 下山(15:50)
※浅間山〜子持山間はかなりのハイペースで登ったので、時間配分の参考にはならないと思います。
山行
登山口の近くにかなり広い未舗装の駐車場がありました。
駐車場は道の駅の駐車場くらい広いのですが、ここまで来る途中の道は車がすれ違えないくらいの細道です。幸い交通量が少ないので、一度も他の車とすれ違うことなく来れました。
駐車場には他の車は停まっていませんでした。
せっかくなので、登山前に安全祈願のために、子持神社に参拝にゆきました。
右側の道路は工事中のため、関係車両以外通行止めでした。
滑落事故や遭難しないように、安全祈願をしました。
天気は良かったですが、日陰のため少しヒンヤリしていました。
神社のすぐ脇道に登山口がありました。
細い山道です。
いくつものコースがあるうちの、こちらは稜線をゆく「尾根めぐりコース」。
スギ林の中をしばらく歩くと、稜線に出ました。
2月上旬でも、最初のうちはほとんど積雪はありませんでした。
浅間山(せんげんやま)に到着。
直前に登山を決めたため、下調べをあまりして来なかったです。
最初はこの「浅間山」を”子持山の別称”だと思っていたのですが、ここに来て実はさらに奥に進んだところに子持山があることが分かりました。
この時点でもうお昼は回っています。2月で日が暮れるのは少し長くなったとはいえ、それでもどんなに遅くても17時前には下山したいと思いました。
ネットの電波は繋がるので、子持山までの時間と、下山時間を調べて計算すると、かなりギリギリだということが分かりました。
悩んだ末に登山を続けることに決めました。心配性の自分はここから先はかなりのハイペースで登っています。
道迷いポイント。
ルートは直進ではなく、右折です。前には足跡が一つもないので分かりました。もし積雪がなく、足跡が残されていなかったら、迷ってしまいそうです。
浅間山を過ぎてからは、積雪も増えました。ブーツ型の登山靴で来て正解でした。
途中で雪がなくなり、クマザサゾーンになりました。この辺りは登りやすいのでさらにスピードを上げました。
子持山に近づくにつれ、再び積雪が増えました。
頂上直下には危険なロープゾーンも現れました。
しかし先日、妙義山の「大の字」のクサリ場を乗り越えた自分にとっては、それほど苦ではありませんでした。妙義山に感謝!です。
子持山、登頂!
これで2回目です。前回は最も簡単な天文台側ルートで来たので、拍子抜けてしまいました。今回の神社側ルートがメインルートなのかもしれません。
頂上に14時前に着ければ下山に支障がないかなと思っていたのですが、それよりも30分も早く到着できたので、ホッとしました。その代わりかなりのハイスピードで登ったので、汗もかき、長い間休息すると体が冷えるので、頂上にいたのは10分間くらいでした。
前回来た時は曇りだったのですが、今回は快晴で良かったです。
とても翌日に荒天が予報されているとは思えないくらい良い天気です。
登頂の証として、山神様に雪団子をお供えしました。うしし。
下山は登って来た「尾根めぐりコース」を、そのまま引き返しました。
下山時刻は、16時くらい。稜線コースであり、周りに高い山もなかったため、まだまだ明るかったです。
おわりに
日没前に下山できて良かったです。この日はヘッドランプを用意していなかったので、かなり焦って登山してしまいました。
急遽決めた登山とはいえ、もう少し色々準備しておけば良かったと思います。
ちなみにこの翌日にはかなり雪が積もったと思われます。
なので登山するには良いタイミングでした。
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