雪山登山リタイア
はじめに
120年前に行われた、八甲田山雪中行軍。
その行軍の隊長である福島大尉のゆかりの地が、群馬県にあるということで行ってきました。
迦葉山
群馬県沼田市にある迦葉山(かしょうざん)。
八甲田山雪中行軍を無事に完遂した福島泰蔵さんは、父親から精神を叩き直させる目的で迦葉山の山寺に送り込まれたらしいです。17歳〜18歳、初夏から年明けの冬の最中まで、半年余りを山寺で過ごしたといいます。
リタイア
車で迦葉山に近づくにつれて、不安になってきました。
積雪がどんどん増えてゆくのです。
迦葉山の駐車場に着いた頃には、もう登山はできないと判断しました。
積雪も多い上に、少し吹雪いてもいたので、これは自分の装備や技術では難しいと思い、諦めました。
お寺に参拝して、引き返すことにしました。
こんな吹雪の中でも、他にも参拝者がおられました。
除雪車で綺麗に雪がかかれていました。
人の背丈以上の積雪に囲まれていました。
迦葉山直前の道は一方通行なのですが、雪もあり初めて来たこともあり、気付かずに逆走しかけてしまいました。これは要注意ですね。
また、迦葉山へ行く途中で公衆トイレに寄ったのですが、ここは凍結防止のため使用禁止。そして迦葉山の駐車場の公衆トイレは大雪のため、2m以上の積雪に覆われていて、入れませんでした。
おわりに
雪山登山はほとんど経験がないのですが、自分の山小屋のある山林にも雪が積もるし、積雪の中近所をジョギングすることもあり、雪には慣れていると思っていましたが、やはり雪山はレベルが違いました。今回は駐車場でリタイアを決めて良かったと思います。「わざわざここまで来たのだから行けるところまでは行こうかな?」という誘惑もあったのですが、結果的には断念して良かったです。
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